本当に残念すぎる結果になってしまった。
弥生賞は「荒れない」というのが定説。しかし今年は「波乱の可能性あり」と判断し、◎を7番人気のグァンチャーレに打った。無難にブライトエンブレムを軸にしようとも考えたが「攻めの予想」をしようと決断したのだ。
断然人気のシャイニングレイは3番手まで。人気のトーセンバジルは抑えの抑え、クラリティスカイはぶった切り、10番人気のタガノエスプレッソは大穴として抑えた。
しかし、ブライトエンブレムが好走した一方、グァンチャーレは警戒していたタガノエスプレッソに差されて痛恨の4着……。3着ならワイドと3連複だけでもかなりついただけに、本当に残念な結果となった。
来年へ向けてしっかりと振り返っていこう。
中山11R 弥生賞/勝負度B 波乱度C
◎06 グァンチャーレ → 4着
○05 ブライトエンブレム → 1着
▲03 シャイニングレイ → 7着
☆11 コメート → 8着
△01 ベルラップ → 9着
×02 タガノエスプレッソ → 3着
×04 サトノクラウン → 1着
×08 トーセンバジル →5着
稍重ながらかなり時計のかかる馬場で行われた。レースはジャストフォーユーが引っ張り、比較的よどみのない流れとなった。
直線では中団から抜けだしたサトのクラウンが突き抜け、外から差したブライトエンブレムが2着。内をすくったタガノエスプレッソが3着に滑り込み、断然人気のシャイニングレイは7着に沈んだ。
血統評価
まず対抗の評価を下したブライトエンブレムが好走したのは当然の成り行きだった。以下、全頭診断より抜粋。
父ネオユニヴァース、母父ウォーエンブレムという血統。
弥生賞ではロジユニヴァースとヴィクトワールピサが制し、ミヤジタイガが大穴をあけている。
この3頭の共通点は、言うまでもなく「父ネオユニヴァース」という点だ。
母系にミスプロの血が入っている点もいい。
何より母のブラックエンブレムは中山で行われるフラワーカップと、小回りGI秋華賞の勝ち馬だ。
中山適性、小回り適正ともに疑いの余地はない。血統背景はパーフェクトだ。
抜粋、以上。
その他にも“ノーザンファーム生産の人気馬”や“マイル実績”など、弥生賞で強調できる要素を多数持ち合わせていた。
そしてなんといっても、タガノエスプレッソだ。この馬は世間が思っているより強い。そう分かっていたからこそ、生かせなかったことが残念でならない。以下、全頭診断より抜粋。
父ブラックタイド、母父キングカメハメハという血統。
血統はいい。能力が高いブラックタイドを父に持ち、ダートGI、2歳GIと関わりが深いキングカメハメハを母系に持っている。
2月生まれということで完成度が高く、穴をあけるための条件は満たしている。
何よりこの馬、名前や血統が地味なためか人気にならないが、世間が思っているよりはるかに強い。
デイリー杯2歳Sでは、後に重賞戦線で活躍するアッシュゴールド(きさらぎ賞3着)、ナヴィオン(シンザン記念3着)、そしてアルマワイオリ(朝日杯FS、アーリントンカップ2着)を一蹴。
朝日杯FSでは伸びを欠いたものの、アッシュゴールドやナヴィオン、さらに当レースの有力馬の1頭、ブライトエンブレムには先着している。
今回の想定9番人気、単勝44倍というのはいくらなんでも不当すぎる低評価だ。
おそらくベストは東京、京都。今回の条件は必ずしも合っていない。とはいえ、ここまで人気がないのなら、買っておかなければいけない馬だろう。
抜粋、以上。
昨年末に公表したクラシック番付で6番手に挙げていた馬だ。能力が低いわけがなかった。この激走は全く驚きではないが、だからこそ、馬券に生かしたかった。
ただ、本命にしたグァンチャーレは魅力的な穴馬だった。結果、届かなかったものの、見せ場は十分に作ってくれた。馬券に絡まなかったことは反省しなければならないが、攻めの予想を貫いた結果のため、仕方ない。
週中から宣言していたクラリティスカイとトーセンバジルの軽視が当たったことも含め、悪くない予想だったように思う。(※サトノクラウンの見解に関してはメルマガで詳しく触れることとする)
外れたが、こういう予想を続けていけば、いずれ大きな的中を届けられると確信している。
なお、弥生賞の徹底回顧はメルマガにて行う。どのファクターが使えてどのファクターが使えないのか、今から振り返っておくことで、来年につながる。興味があれば、ぜひ参加してほしい。
ちなみに大きな的中ではなかったが、「勝負度B」とした中山最終レースでは◎マリーズケイが連対を確保。ワイドと3連複を的中することができた。(3連単を当てられなかったことは痛恨で、こちらも反省が必要)
今週は土曜日も含め、メルマガで配信した本命馬はすべて見どころを作った。
中山10R ◎サムソンズプライド(5番人気3着)
阪神11R ◎ココロノアイ(5番人気1着)
中山9R ◎ディスキーダンス(1番人気2着)
中山11R ◎グァンチャーレ(7番人気4着)
中山12R ◎マリーズケイ(3番人気2着)
東西ともに馬場は読めている。来週こそ、大きな的中を届けていきたい。
そう思い、来週の重賞を見てみると、フィリーズレビュー、中山牝馬ステークス、そして中日新聞杯と、荒れる匂いがプンプンする重賞が満載だ。しっかりと準備を行い、週末に備えていきたい。
さて、人気ブログランキングにはそれぞれのレースの本命候補を書いておこう。
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※出走馬予定馬発表後に追記