日本で羽生善治棋士を知らない者はいないだろう。いたとしたら、本気で叱ってやりたい。それくらい、私は羽生さんが好きだ。将棋を指せるわけではないが、その思考回路はとても興味深い。
タイトルに書いた「大局観」は羽生さんの代名詞だ。
羽生さんは25歳にして将棋の7大タイトルをすべて手にするという史上初の快挙を達成した。恐ろしい強さだった。恐ろしく無敵だった。その無敵さと言ったら、失恋ショコラティエにおける石原さとみの魔性度くらい、もう敵なしだった。(別に特別石原さとみがすきなわけではない。が、あれは“しょうがない”と思うしかないレベルの女子だった)
そんな羽生さんは体力と記憶力が衰え始めた30代に入って「大局観」を意識するようになったという。
大局観とは以下の様なことだ。
囲碁や将棋、チェスなどにおいて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のこと。(Wikipediaより引用)
羽生さんは10代、20代に比べて記憶力や体力が衰えている(と自分で明言している)が、44歳になった今も第一線で活躍している。第一線どころか、現在は名人を含む4つのタイトルホルダーだ。恐ろしい。本当に恐ろしい。失恋ショコラティエの石原さと(以下略)。
大局観というのは競馬でもとても重要だと思う。
先ほどの大局観の定義を競馬に置き換えると
「1レースの結果にとらわれずに、全レースの傾向を見極め、自分の予想法が今どの程度有効なのか、安全策をとって“見”するか、勝負に出るかなどの判断を行うこと」
といったところだろうか。
競馬は1レースだけを見ると、色々な見方ができる。「血統が合っていたからあの馬が1着だった」、「騎手の判断が良かった」、「展開が恵まれた」など、色々な角度から考えることができる。
ただ、言い換えればそれだけ多くの“言い訳”を見つけることができる。「本命馬が来なかったのは騎手が悪かったからだ。予想は間違っていなかった」といった具合に、自分の都合のいいように解釈してしまいがちである。(私もよくやってしまうわけで、都度反省している)
しかし、、競馬的な大局観を持っていれば全体を見渡し、次のレースで勝負すべきなのか、来週に持ち越すべきなのか、正しく判断できる。
あるいは「前のレースは前残りだったが、他のレースの傾向を考慮すると、次は差し比べになるに違いない」といった判断を下すことができる。
こういったことが感覚的に分かるようになるのは、競馬においてとても重要なことだ。「今勝負すべきか否か」を見極めることができるだけで、大きな違いが出てくるのだから。
では、その大局観を身につけるにはどうすればいいのかというと、一つでも多くのレースを予想し、見ることだと思う。そうやって一つ一つ、経験を積み重ねていくことで、「傾向をつかむ能力」が身につくのではないだろうか。
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