今回は弥生賞の有力馬診断を行っていこう。

シャイニングレイに続いて紹介するのはトーセンバジルだ。

なお、弥生賞の徹底検証はメールマガジンで行っていく。競馬の本質に迫り、複数のファクターと多角的な角度からの分析によって弥生賞を丸裸にしていく。興味がある方はこちらに登録を。

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トーセンバジルは買えるのか

重賞ウィナー7頭という豪華メンバーが集まった中、Netkeibaの予想オッズでは500万条件を買ったばかりのこの馬が2番人気に支持されている。

それもそうだろう。確かに、買いたい要素はある。

トーセンジョーダンやトーセンホマレボシ、トーセンスターダムの近親という超良血な血統背景に加え、ここまでのパフォーマンスも悪くないようにみえる。

何よりクラシックへ出走するために賞金の加算が必須なこの馬は、重賞ウィナーたちに比べて“本気度”が高い

となると、上位人気に支持されるのも頷ける。

し・か・し

ここで疑問が生じる。この馬、本当に信頼していいのだろうか?

結論から言えば、この馬の勝負度が高いからといって、この馬に重い印を打つのは安易すぎる、と個人的には考えている。

理由はいくつもある。詳しくはメルマガで書くため、そちらを参考にしてほしいが、例えば前走の葉牡丹賞でのパフォーマンスがどうだったか?

一見、強い競馬に見える。

しかし、よくレースを見てみてほしい。スタートから先行勢がやりあって厳しい流れとなり、後方に待機していた差し馬が1、2、4着になるようなレースだった。

この馬は豪快な差しきり勝ちを収めたように見えたが、実際には展開のあや、もっというと“漁夫の利”的な勝利だったといえる。

この事実を裏付ける証拠として挙げられるのが、各馬の次走の成績だ。

葉牡丹賞出走馬のうち、次のレースで馬券になったのは2頭。バイガエシとジュヒョウだ。この2頭の共通点といえば、葉牡丹賞で先行していたことだった。

バイガエシ 4角3番手
ジュヒョウ 4角3番手

前述のとおり、葉牡丹賞は流れが厳しかった。先行勢にとって、馬券圏外に沈んでもやむなしといった展開だったわけだ。つまり、葉牡丹賞で展開が恵まれなかった馬たちが次のレースで巻き返したことになる。

一方、葉牡丹賞で差して上位に来た馬はどうか?

カカドゥ 2番人気4着
ニシノオタケビ 3番人気6着

ご覧のとおり、2頭とも人気を裏切る結果に終わっている。カカドゥに関しては横山典弘騎手の騎乗に問題があったことも大きかったが、本当に強い馬だったらあの競馬でも差してこれたはず。

よって、前走のパフォーマンスを考えると、重賞で人気になるのは“分不相応”と言わざるを得ない

なお、前述のとおり、トーセンバジルを推せない理由はこれだけではない。さらに詳しい分析はメルマガで。他にはない圧倒的な分析力を披露しよう。

さて、ではどんな馬に注目していけばいいのか? 人気薄で言えば、この馬が“大穴候補”になることは間違いないだろう。

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前走は決して得意ではない条件の中で勝ちきった。前前走は致命的な不利があったため、参考外でOK。3走前は、後に世代最強クラスの馬と走って2着になる馬と差のない競馬をした。

単純に地味でキャリアも華々しくないため、人気にならないだろうが、実力はここでも劣らない。人気がないのなら、全力で買うべきだろう。