目次
【序章】本気で競馬で勝ちたい人へ…今さら聞けない競馬で勝つための方法
【第1章】競馬で負ける理由
【第2章】競馬で絶対に負けない方法
【第3章】競馬で勝つための方法
【第4章】勝ち組の馬券のポリシー
【第5章】1番人気を本命にしない理由
【第6章】人気馬からのトリガミ馬券は買った時点で負け
【第7章】競馬は努力を裏切らない/その1
【第8章】競馬は努力を裏切らない/その2
本編
努力は人を裏切らない。
そう、言われている。
人生、そうとは限らないことはたくさんある。
ただ、少なくとも競馬にはこれが当てはまる。
努力をすればするほど、競馬に詳しくなるし、回収率も向上してくる。
では、競馬における努力とは一体何なのだろうか?
それは
予習と復習
である。
今回は予習について書いていこう。これは予想の前段階の「検証」を意味する。
例えば重賞で過去にどのような傾向が出ているのかをしっかりとチェックすること。これはとても大事なことだ。
しっかりと予習をして細部まで詰めていけば、自ずと買う馬は見えてくる。
おそらくほとんどの競馬ファンはレース前に不安を抱えているはずだ。
「軸はあの馬でよかったのか?」
「あの馬拾っておけばよかった……」
「1番人気切っちゃったけど大丈夫かな。。。」
この心理がどういう状態にあるのか、一般社会の出来事に置き換えればわかりやすい。
例えば学生時代のテスト前が当てはまる。
十分に対策を立てて勉強していれば、テストに自信満々で臨むことができる。結果的に問題の傾向が違ったり、自分の力が及ばない部分があったとしても、納得できる。次にどんな勉強をすればいいか、見えてくる。
しかし、テスト勉強を疎かにしていると、テスト前は不安でたまらなくなる。
テスト直前に焦って教科書とにらめっこすることになる。だが、そんな付け焼き刃でいい結果が出るはずもない。
仮に結果を出せたとしても、その結果は偶然であって、必然ではない。
必然ではないから、同じような問題が次のテストで出た時は答えられなくなる。
競馬だって同じだ。
しっかりと検証を行い、予想すれば
不安は取り除かれる。
競馬の場合、走るのは馬だし、乗っているのは自分ではない騎手だ。どうしようもない事態(落馬や故障)が起こることもある。
しかし、準備を疎かにしなければ、必然の結果がついてくることは多い。
また、外れても納得できるし、「なぜ外したのか」という理由を導き出しやすい。だから……
とことん検証を行って
不安を取り除く努力をすることで
結果を出すことは可能なのだ。