今回はシンザン記念で人気が予想される有力馬たちについて書いていこう。
重賞実績があるナヴィオンや、素質馬ダッシングブレイズ、オープンで好走したことがあるグランチャーレといった馬たちは買えるのか?
1頭1頭、見解を書いていきたい。
ナヴィオン
デイリー杯2歳ステークスで3着の実績を持っている。しかし、1番人気で3着に敗れたデイリー杯2歳Sが、まさにこの馬の不安要素を示している。以下の記事を読んでほしい。
http://jinkeiba.com/2014/1112/7931
ハーツクライ産駒は京都で強調できない。ナヴィオンは上がり33秒台の末脚を連発しているため、キレ味が鋭いと思われがちだ。しかし、重賞レベルではキレ負けすることが多い。
さらに1番人気の福永騎手なら“王道の競馬”をするはず。王道の競馬はハーツクライ産駒に合わない。
http://jinkeiba.com/2014/1020/7591
今回はメンバーがしょぼすぎるため力で押しきれるかもしれないが、基本的に期待値は全く高くない。
ダッシングブレイズ
前走は500万条件で負けているが、直線で前が詰まり、追い出すのが遅れていた。スムーズであればデビュー2連勝だっただけに、上位人気に支持されるのも納得できる。
ただし、不安はある。父Ketten’s Joyはサドラーズウェルズ系だ。サドラーズウェルズ系はズブいため、エンジンがかかるのに時間が掛かる。実際、前走差し遅れたのもエンジンの掛かりが遅かったことが影響していた。
現在の京都でズブさが出るとどうか。実際、2013年以降の京都開催で父が欧州型のノーザンダンサー系だった馬の成績は(3−2−2−59)で好走率はわずか10%だ。信頼できる人気馬とは言いがたい。
グランチャーレ
萩ステークスで3着の実績を持っている。ただ萩Sは6頭立ての3着。特に実績上位とはいえない。前走の東京スポーツ杯2歳ステークスにしても7着。
何よりこの馬も血統的に強調できない。父ロベルト系は2013年以降、1回京都で(1−5−3−72)と、こちらも好走率はわずか11%だ。
まとめ
上位人気が予想される3頭を見てみたが、3頭とも、明確な不安要素が存在する。つまり、波乱の可能性を多分に含んでいるということだ。
ここは穴狙いに徹し、荒れなかったら仕方ないくらいのスタンスで行くべきだろう。
例えば、この馬は穴馬候補として有力だ。
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