今週はシンザン記念とフェアリーステークスの検証を行っていく。

まずはシンザン記念の好走血統の所見をお伝えしていこう。昨年はミッキーアイル、ウインフルブルームという後のGI好走馬を輩出。そして3年前にはジェンティルドンナ、4年前にはオルフェーヴルが好走している。

未来のスターホースとなるための“試金石”となるレースのポイントはどこにあるのだろうか?

シンザン記念│過去5回好走馬血統

馬名 種牡馬 母父馬
ミッキーアイル 1 ディープインパクト Rock of Gibraltar
ウインフルブルーム 2 スペシャルウィーク サクラユタカオー
タガノグランパ 5 キングカメハメハ スペシャルウィーク
エーシントップ 1 Tale of the Cat Unbridled’s Song
ヘミングウェイ 9 ネオユニヴァース Machiavellian
タマモベストプレイ 3 フジキセキ ノーザンテースト
ジェンティルドンナ 2 ディープインパクト Bertolini
マイネルアトラクト 9 アドマイヤマックス トウカイテイオー
プレミアムブルー 11 サムライハート タイキシャトル
レッドデイヴィス 7 アグネスタキオン トニービン
オルフェーヴル 3 ステイゴールド メジロマックイーン
マルセリーナ 6 ディープインパクト Marju
ガルボ 4 マンハッタンカフェ ジェネラス
シャイン 9 メイショウドトウ サクラバクシンオー
セレスロンディー 10 プリサイスエンド フジキセキ

集計期間:2010. 1.10 ~ 2014. 1.12

好走馬血統分析所見

ポイント1 とにもかくにもディープ産駒

過去4回で(2−0−1−3)と好走率50%。過去3年中2勝。2年前はディープインパクト産駒の出走なし。つまり、出走機会2戦2勝、出走機会3戦すべてで馬券になっている。

余談だが、ここで馬券になったミッキーアイル、ジェンティルドンナ、マルセリーナはすべて後にGIを制している。

ポイント2 ダート血統の台頭

過去5回、8番人気以下ながら好走した4頭すべてが、3代以内に米国ダート血統のラインを持っていた。

ポイント3 生涯最初で最後の輝きを放つ馬

生涯最初で最後の輝きを見せそうな馬を探すのが大事。ヘミングウェイ、マイネルアトラクト、プレミアムブルー、シャイン、セレスロンディーらはここで好走した後、重賞で1度も馬券になっていない。なぜ彼らがここで好走できたのか、なぜこの後、活躍できなかったのか、という点を深く考えていくべきだ。

ということで好走血統に合致するこの馬は買い目に加えたほうが良さそうだ。

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