今回は天皇賞春2016の検証をしていきます。

天皇賞春は京都芝外回り3200mで行われる古馬GIです。過去血統のデータから、傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬の血統を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。

いやー、長距離GIいいですね! 楽しみ。

近年、天皇賞春で一番思い出に残っているレースといえば、なんといっても2011年。ヒルノダムールが勝った年ですね。このレースは長距離レースの魅力が詰まっためちゃくちゃ面白いレースでした。

1周目、メインスタンド前を通過する時に1番人気のトゥザグローリーが掛かってハナへ。さらに向こう正面ではナムラクレセントが押し上げていって先頭に立つ目まぐるしいレースでした。

うぉーーーーー!トゥザかかったよ!! えええええええぇぇぇナムラ行った!行ったよ!!すげーww」みたいな奇声を上げながら見たのを覚えています。ちなみに馬券は◎エイシンフラッシュが2着でしたがヒルノダムールを軽視して外れました(苦笑)。

今年も面白いレースになるといいですね。その上で馬券も当てたい!

では、しっかり考察していくことにしましょー!



過去5回好走馬血統

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近年の長距離GIのポイントは明確です。

・純粋なステイヤー血統は来ない
・長距離であっても瞬発力が問われる

3000m以上の長距離GIとなるとズブズブの長距離血統が来そうですが、そういう時代は終わりました。近年は馬場が良くなっていることで長距離であっても極端なスタミナ血統は来ない。そもそも最近、もうベタなスタミナ血統っていないですからね。(もちろん、最低限のスタミナは必要ですよ!)

また、各馬スタミナに不安があってジョッキーも前半は控えるため、スローペースになりやすい。そうなると、長距離であっても上がりの瞬発力が求められます

だから好走馬を見ると、ほとんどが「父瞬発力血統(サンデー系など)×母スタミナ血統」という配合となっています。今年もこういう馬を狙うのが基本になりますね。

続いて、人気馬の傾向を見ていきましょう。

過去5回人気馬血統

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あまりかたく収まることはないですね。長距離戦線が整備されていないため、波乱含み。大胆に穴狙いをしていきましょう。

では、出走を予定している登録馬たちを見ていきましょう。

出走予定・登録馬

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「波乱含み」といったものの、今年の上位勢はなかなかな好メンバーです。

ゴールドアクター、シュヴァルグラン、サウンズオブアース、キタサンブラックなどなど、これからの競馬界を背負っていく4、5歳馬が上位人気になりそう。

ゴールドアクターやシュヴァルグランは底を見せていないですし、サウンズオブアースとキタサンブラックは菊花賞の連対馬です。正直、この馬たちで決着しても驚けないくらいいい馬たちですね。

そんな中、一番信頼できるのはこの馬です。

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基本はこの馬が軸になっていくでしょう。