今回はアルゼンチン共和国杯2015の検証をしていきましょう。
昨年は「勝負度A」として◎スーパームーンから入ったレース。結果はというと……
◎11 スーパームーン → 3着
○09 クリールカイザー → 2着
▲03 フェイムゲーム → 1着
と、上位評価3頭の大本線で決着。まぁ人気サイドだったので自慢できませんけど、結構当てやすいレースではあるので、しっかり検証して当てていきたいと思います。
アルゼンチン共和国杯のポイント
アルゼンチン共和国杯のポイントをまとめてみました。
1.東京芝2500mというスタミナが問われるコース
2.とにもかくにもスタミナ血統
3.若い馬>高齢馬
はじめに考えたいのは東京芝2500mというコース形態です。
ダービーやジャパンカップが行われる2400mと100mしか変わりませんが、血統傾向は全く違います。というのも、2500mの場合、スタートが坂の下になるんです。スタート直後に坂を迎えるということですね。
ダッシュがつかない中で坂を迎えるとどうなるか? 当然、スタミナを消費しますよね? スピードがついていれば勢いと惰性で登り切ることができますが、スピードがついていない中で登らなければいけないとなると、最初から思いっきり踏ん張ってパワーとスタミナを使うことになります。
そんなわけでとにかくスタミナが問われるコース形態になっているんです。
実際、過去の好走馬を見てみると、スタミナのある馬ばかりとなっています。昨年の好走馬を見てみると……
2015年
1着 フェイムゲーム(2番人気)
父ハーツクライ(JRA屈指のスタミナ馬)
母父アレミロード(欧州中距離GI馬)
2着 クリールカイザー(4番人気)
父キングヘイロー(その父ダンシングブレーヴは凱旋門賞馬)
母父サッカーボーイ(菊花賞馬、天皇賞馬を輩出)
3着 スーパームーン(3番人気)
父ブライアンズタイム(3冠馬を輩出)
母父サドラーズウェルズ(欧州の大種牡馬)
ご覧のとおり、それはもうスタミナ寄りの血統だったわけです。いかに血統的なスタミナの裏付けがあるかが、大きなポイントの一つになりそうです。
となると、面白いのはこの馬ですね。
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お父さんは“王道”なのですが、母方がパワーとスタミナのある血統です。先日は長距離GIで馬券になりましたし、ここでも好勝負を演じられる馬だと思いますよ?