今回は天皇賞秋2015の検証を行っていきます。

枠順について触れていなかったので、書いていきましょうか。何やら菊花賞は「血統、血統」と騒がれていますが、天皇賞秋は「枠順、枠順」ですね。

もっとも、「ちょっと過剰なんじゃないの?」と感じるところはあります。



天皇賞秋における枠順への見解

今年の天皇賞秋における枠順のポイントは以下になります。

・「内枠有利、外枠不利」が強調されすぎている
・例年に比べて外伸び傾向にある

一つ一つ、見ていきましょう。まず、過去10年の枠順別の成績を見てみると……

 

枠番着別度数
1枠3- 2- 1-14/20
2枠2- 1- 0-17/20
3枠0- 0- 3-16/19
4枠1- 3- 2-14/20
5枠0- 3- 0-17/20
6枠2- 0- 2-16/20
7枠2- 1- 1-22/26
8枠0- 0- 1-28/29

集計期間:2005.10.30 ~ 2014.11. 2

 

ご覧のとおり、極端な外枠はマイナスです。これは間違いありません。

東京芝2000mはスタートしてすぐコーナーを迎えるので、単純に距離ロスしてしまうのが痛い。実際、8枠は(0−0−1−28)とほとんど絡めていませんよね。

さらに1、2枠が5勝と、なかなか内が優勢になっています。

ただ、(ほとんどが人気馬とはいえ)6、7枠が2勝ずつしている点は注目すべきでしょう。

「外枠は不利」という言葉が独り歩きしてしまって、なにやら内枠からしか馬を選んじゃいけない、みたいな雰囲気になっていますが、中枠は決して悪くないんです。

さらに今開催の東京を見てみると、かなり外有利の傾向にあります。今週からBコースになるので内有利にシフトする可能性はありますが、少なくとも例年に比べると、断然内がいいというわけではない。

要するに……

・内枠有利が騒がれすぎているが、極端な外でなければ二桁馬番も来る
→中枠の馬に妙味が生まれそう

・例年より外有利の傾向
→中枠の馬たちに妙味が生まれそう

という状況なのではないかな、と。反対に内枠の馬たちは「馬場がそこまで内有利じゃない」+「過剰人気」という2つのマイナス要素があるので、妙味という意味ではあまりない気がします。

菊花賞では「血統、血統」と騒がれました。結果、菊花賞血統馬が人気を集めた一方、母父サクラバクシンオーのキタサンブラックは皐月賞3着、セントライト記念1着という実績があったにも関わらず、5番人気という低評価でした。

おそらく、天皇賞秋でも同じことが起こるんじゃないかと思います。ディサイファ、アンビシャス、サトノクラウンあたりは実力以上に人気することでしょう。一方、中〜外枠に入った馬たちは不当に人気を落とすことになる。

要するに、中枠が美味しいレースになるんじゃないか、と考えています。

例えばこの馬なんか、人気を落としそうで面白そうですね。

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