今週は秋の飛躍へ向けた重要な一戦、アルゼンチン共和国杯が行われる。

GIの谷間の週だからといって侮れないレースだ。まずはどんな馬が登録しているのか、見ていくことにしよう。

2014年11月 9日(日) 5回東京2日目 22頭 [仮想出馬表]
【11R】  第52回アルゼンチン共和国杯
3歳以上・オープン・G2(ハンデ)(国際)(特指) 芝2500m (B)

馬名 母父
アドマイヤケルソ アドマイヤドン サンデーサイレンス
エーティータラント デュランダル メジロマックイーン
エックスマーク ディープインパクト Acatenango
クリールカイザー キングヘイロー サツカーボーイ
コスモロビン ゼンノロブロイ ジェイドロバリー
サイモントルナーレ ゴールドアリュール アフリート
サイレントメロディ シンボリクリスエス サンデーサイレンス
スーパームーン ブライアンズタイム Sadler’s Wells
スマートギア マーベラスサンデー パドスール
セイクリッドバレー タニノギムレット フジキセキ
デスペラード ネオユニヴァース トニービン
ネオブラックダイヤ ゼンノロブロイ エリシオ
フェイムゲーム ハーツクライ アレミロード
プレティオラス フィガロ ダンスインザダーク
ホッコーブレーヴ マーベラスサンデー ダンシングブレーヴ
マイネルジェイド ステイゴールド マヤノトップガン
マイネルマーク ロージズインメイ サツカーボーイ
マイネルメダリスト ステイゴールド アサティス
モビール ハーツクライ Lear Fan
ラブリーデイ キングカメハメハ ダンスインザダーク
リキサンステルス マンハッタンカフェ トニービン
レイトライザー ストーミングホーム オペラハウス

天皇賞春で4着となって周囲を驚かせたホッコーブレーヴや、天皇賞春と宝塚記念で6着とGI戦線でもまずまずの走りを見せているフェイムゲームらが人気を集めそう。

所見予想でも書いたが、アルゼンチン共和国杯は出世レースとして知られている。

なぜなら、東京芝2500mはスタミナが問われるコースで、底力のある馬でないと好走できない。必然的に、GI級のスタミナを備えた馬が好走する傾向にある。

特に4歳馬が好走した場合、後のGIで激走する可能性が高い。2007年以降、4歳で馬券に絡んだ馬は13頭いた。うち、8頭の馬は後にGIで好走を果たしている。

ムスカテール
川崎記念2着

トレイルブレイザー
ジャパンカップ、ブリーダーズカップターフ4着

トーセンジョーダン
天皇賞秋制覇

アーネストリー
宝塚記念制覇、天皇賞秋3着

スクリーンヒーロー
ジャパンカップ制覇、天皇賞秋2着

ジャガーメイル
天皇賞春制覇、香港ヴァーズ2、3着など

アルナスライン
天皇賞春2着

アドマイヤジュピタ
天皇賞春制覇

つまり、このレースは「GI級の力がある馬を見つけるレース」ということができるのだ。

では、どんな視点でアルゼンチン共和国杯を予想していけばいいのか?

それは今後の検証で明らかにしていこう。

その前に、今回は現時点で買いたいと考えている穴馬をお伝えしておく。

その馬の名(E)は↓

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父、母父ともに長距離GIで実績があり、ここで走れる底力を持っている。穴馬として面白い存在だろう。