今回はファンタジーステークス2015の検証をしていきましょう。

2歳の1400mの重賞というのは常に波乱の可能性を含んでいて、馬券を買っていてとてもおもしろいレースの一つです。

早速、ポイントをおさえていきましょー!



ファンタジーSのポイント

ファンタジーSのポイントをまとめてみました。

1.とにもかくにも早熟血統
2.王道血統は割引。というか、買うな(来たら諦めろ)
3.1400m巧者を狙え

何度も書いていますが、この時期の2歳重賞で走る馬というのは……

・本当に強い才能のある馬
・早熟で完成度が高い馬

この2択になります。前者は人気になりますから、狙うのは当然の事ながら後者になります。

しかも距離は1400mという「クラシックに全くつながらない距離」です。クラシックで走るような馬はここでは走りません。ひたすら早熟で1400mに適性のある血統の馬を買う。それが、ファンタジーSで求められることのすべてです。

2014年は母父ミスプロ系のワンツー、

2013年は父クロフネの人気薄が2、3着に突っ込んできて、

2012年は父ミスプロ系がワンツースリー。

ちなみにここ5年で馬券に絡んだクラシック血統(自身が春のクラシックを勝っている種牡馬)はアンチュラス(父ディープインパクト)のみでした。

なお、ディープインパクト産駒は過去5年で3頭が3番人気以内に支持されましたが、いずれも馬券圏外に敗れています。アンチュラスは4番人気2着。人気のないディープインパクト産駒が馬券圏内に来て、人気のディープインパクトは飛んでいるわけです。

人気のないディープインパクト産駒というのは、クラシックで走るようなタイプでない可能性が高い。ファンタジーSではそういうタイプのほうがいいんです。

今年はあまりパッと買いたい馬が浮かばないんですが、大穴として挙げるならこの馬!

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前走●●●●●ということでなめられがちですが、昨年は同じローテで挑んだエフェクトが11番人気4着と大健闘。この馬も血統的には面白いだけに、考えておきたいところです。