今回は朝日杯フューチュリティステークスで上位人気が予想されるクラリティスカイについて書いていこう。

前走、新設重賞のいちょうステークスを制して2歳王者決定戦に名乗りを上げたクロフネ産駒は買えるのだろうか?

注目すべきは未勝利戦

夏にデビューしたクラリティスカイは秋に本格化した。阪神芝外回り1800mの未勝利戦で1分46秒8という秀逸なタイムで快勝すると、いちょうSではレコード勝ちを収めた。

朝日杯FSでも2〜4番人気に支持される見込みとなっている。

素直に強い馬だと評価していい。

特に未勝利戦はレベルが高かった。このレースで2着だったトーセンビクトリーは次走の未勝利戦で勝利。そのレースは3、4着馬が次走あっさりと勝ち上がるような、まずまずレベルが高いレースだった。

となると、素直に買いたくなるわけだが、競馬はそう単純ではない。

不吉なデータ

クラリティスカイは2歳重賞にまつわる“不吉なデータ”に該当している。

このデータに該当した馬の成績は……

着別度数 勝率 複勝率 単値 複値
1- 2- 8-59 1.4% 15.7% 3 46

集計期間:2009.10.17 ~ 2014.12.14

特筆すべきなのは勝率の低さだろう。

1番人気1頭、2番人気6頭、3番人気4頭を含む21頭が5番人気以内に支持されていたが、勝ったのは1番人気のローズキングダムのみ。

他の馬たちは勝ちきれていないし、3着が精一杯という状態だ。このデータの全貌はメルマガに掲載するためここには書けない。ただ、ヒントとしてこのデータに該当しながら連対した3頭の馬をお伝えしておこう。

マイネルロブスト
ローズキングダム
エイシンアポロン

この3頭の共通点を探れば、クラリティスカイが連対馬になりうる存在か、分かるはずだ。

なお、クラリティスカイ以外にもこのデータに合致している馬は何頭もいる。例えば中穴に支持されそうなこの馬は、完全に不吉なデータに該当している。

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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今までのキャリアを振り返ると、おそらく朝日杯FSで求められる要素は満たせない。今のところ妙味を感じない馬だ。