今年から阪神で行われた朝日杯フューチュリティステークス。馬場が難しかった中でそれなりの勝算はあったが、的中とはいかなかった。
2015年の的中につなげるために、しっかりと回顧を行っていこう。
阪神11R 朝日杯FS/勝負度B
◎16 ブライトエンブレム → 7着
○09 アッシュゴールド → 8着
▲15 タガノエスプレッソ → 6着
☆01 ネオルミエール → 4着
△10 ジャストドゥイング → 13着
△03 コスモナインボール → 9着
×13 ペプチドウォヘッド → 18着
×02 ダノンプラチナ → 1着
×08 ナヴィオン → 11着
×14 クラリティスカイ → 3着
レース内容
前日に降った雨の影響が色濃く残る馬場の中で行われた。
スプリント重賞馬アクティブミノルがハナを切り、セカンドテーブルら、短距離路線で活躍した馬たちが続く。
有力馬の中ではクラリティスカイやブライトエンブレムが中団につけ、ダノンプラチナ、タガノエスプレッソ、ナヴィオン、アッシュゴールドらは後方からの競馬となった。
ペースが流れたため、直線は消耗戦の差し比べに。後方から抜けだしたダノンプラチナが1着でゴール板を駆け抜け、内をついた伏兵アルマワイオリが2着となった。3着は早めに抜け出したクラリティスカイ。ブライトエンブレムは7着に、アッシュゴールドは8着に敗れている。
血統評価
前日の影響が残った馬場だったが、馬場が乾いてきたことで実力が問われるレースとなった。
日曜日はダノンプラチナも含め、ディープインパクト産駒が3勝を上げた。その他の2勝もハーツクライ産駒とキングカメハメハ産駒という“本格派”の血統馬が勝っていた。
ただ、2、3着にはハービンジャーやダイワメジャー、マツリダゴッホといった持続力系の馬が入っていた。本質的にはこういう血統の馬が向いたのだろう。
ダノンプラチナは阪神JFを制したショウナンアデラと同じディープインパクト×ミスプロ系という配合。血統評価は当然「A」だった。馬場が悪くなったことで評価を落としたが、さすがディープインパクトという能力の高さを示した。
驚きだったのはアルマワイオリだ。有力各馬が外を回す中で、内をついて鋭い末脚を披露した。「前が壁になって折り合えたこと」、「差し競馬になったこと」、「マツリダゴッホのパワーが生きたこと」など、理由は色々考えられるが、ちょっと買えない馬だった。この馬に関しては各場の総評で。
3着のクラリティスカイは実力上位だったが「勝ちはない」と位置づけた馬。やはりクロフネ産駒にとって決め手勝負になる展開は厳しい。
来年への教訓
同じディープインパクト産駒のダノンプラチナが勝ったように、阪神JFと傾向は似ている。本格派の血統が勝ち負けする。
ただ今年は馬場が通常のものではなかった。今年の傾向を重視しすぎる必要はない。引き続き阪神JFの傾向に照らし合わせ、当日の馬場を考慮して予想していくのがベターだろう。
より詳細な回顧は、メルマガで行う予定。敗因や各馬の評価、そしてダノンプラチナらの今後に言及する。
さて、来週のGIは有馬記念だ。2014年を締めくくるグランプリ。現時点での本命候補は以下になります。
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