今回は札幌2歳Sの検証を行っていく。
このレースといえばなんといっても出世レースとして知られている。昨年のコディーノは皐月賞3着、一昨年の2着ゴールドシップは今やGI5勝馬だ。2008年のロジユニヴァースはダービー馬となり、今年も期待が集まるところ。
そんなレースの特徴はどのようなところにあるのだろうか?
ラップの特徴は……
札幌2歳Sは2回札幌5日目に芝2000Mで行われる。
まずはラップを見ていくことにしよう。
2012年
12.4 – 11.6 – 12.3 – 12.2 – 12.5 – 12.6 – 12.0 – 11.6 – 11.3
2011年
12.3 – 11.8 – 12.3 – 12.6 – 12.6 – 12.6 – 12.7 – 11.6 – 12.3
※稍重
2010年
12.5 – 11.6 – 12.0 – 12.0 – 12.9 – 12.3 – 12.5 – 11.9 – 12.1
2009年
12.4 – 11.6 – 12.2 – 12.6 – 12.9 – 12.6 – 12.1 – 11.7 – 11.6
2008年
12.2 – 11.6 – 12.2 – 12.0 – 12.3 – 12.0 – 12.0 – 12.3 – 12.5
札幌の重賞らしいラップを刻んでいる。ポイントといえば……
瞬発力〜持続力レースに対応できる馬を買うこと
だろう。
ラップを見てみると、13秒台が刻まれたことは一度もない。中盤は12秒台のラップで進み、徐々に加速。ラスト2ハロンでトップスピードに到達するというのが通例になっている。
終いに重点が置かれる瞬発力レース(2009、2011年など)になることがあれば、終始同じようなラップが刻まれる持続力レースになる年もある。
だから基本的に、瞬発力レースにも持続力レースにも対応できる馬、血統を買うことがベターなのだ。
となると、面白そうなのがこの馬。
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初年度産駒で特徴は未知数であるものの、すでに何頭も勝ち上がっていて能力・適性ともに悪くない。瞬発力血統というより持続力よりだが、デビュー戦ではいい脚を使っていた。
抽選を通るか分からないが、出てきたら何らかの印は打ちたいところだ。