今回は札幌2歳Sの血統検証を行っていく。
まずは札幌芝1800Mにおける、出走馬の父の成績を見ていこう。
※精度を高めるため独自の方法で集計しています
まず注目しなければならないのがキングカメハメハだろう。
50頭以上出走して複勝率50%超をマーク。複勝回収値も100と、優秀な成績を残している。
札幌2歳Sではコディーノが3番人気1着、アドマイヤセプターが1番人気3着と結果を出しているため、今年も注意しなければならない。
ちなみにキングカメハメハ産駒が前走上がり3位以内の脚を使っていた場合……
◆キングカメハメハ産駒
集計期間:2009. 6.28 ~ 2014. 8.30
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3- 7- 4- 6/20 15.0% 70.0% 45 125
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※精度を高めるため独自の方法で集計しています
ご覧のとおり、秀逸な成績を残している。今回、出走してくる可能性があるキンカメ産駒は2頭とも前走上がり1位。嫌でも注目しておかなければらない。
また、ブライアンズタイム産駒の健闘が光っている。
10頭とサンプルは少ないが、(3−1−2−2−1−1−0)と、着外の馬も4、5、6着に来ていて、全くダメだった馬が1頭もいない。
さらに前走上がり3位以内だと(3−1−2−0)と、好走率は100%だ。マイネルサクセサーは前走上がり1位。1番人気濃厚な馬だが、ここでは無視できない存在と言えそうだ。
他にもチチカステナンゴやハービンジャーといった父非サンデー系の健闘が光る。つまり……
瞬発力がある父非サンデー系
に注目していくべきということだ。
となると、この馬には注目せざるを得ない。
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デビュー以来、3戦してすべて速い上がりを記録。サンデーサイレンスの血を持っていない点がネックといえばネックだが、傾向的には抑えておかなければいけない1頭だ。