好走馬の血統背景を探る!

(C)arima0208
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前回は東京新聞杯の舞台設定に関して書いた。

このGIIIでは過去5年で1番人気が1回しか馬券に絡んでいない。人気を裏切った馬たちに「ある共通点」があることが分かっていただけたかと思う。

今回は血統面に関して書いていこう。

東京新聞杯の血統傾向

東京新聞杯は1回東京の開幕2週目に行われる。例年、芝生の状態は良好だ。そして東京は直線が長い。

だから最低限のスピードが求められる。血統的にもスピードの裏付けがない馬が好走することはかなり困難だ。

不良馬場だった5年前は対象外として、それ以外の4年では必ず父がスピード血統の馬が好走していた。具体的には……

・ヘイロー系(サンデーサイレンス系、ロベルト系など)
・キングマンボ系
・ストームキャット系

上記の血はいずれもスピードの要求される馬場で強い血統だ。

6年前に父キングヘイロー(リファール系=ノーザンダンサー系)のローレルゲレイロが好走を果たしているが、これは馬自体のスピードがずば抜けていたため、好走できたと考えられる。

ローレルゲレイロはNHKマイルカップ2着、そして何より高松宮記念とスプリンターズSを制したスプリント王だった。他の馬とは持っているスピードが違ったということだ。

上記のように、東京新聞杯ではスピードの裏付けがない馬が好走することはかなり困難だ。

もちろん、ほとんどの馬が該当するわけだが、だからこそこれに当てはまらない馬が好走する可能性はかなり低い。

例えばこの馬は厳しい戦いを強いられるかもしれない

その馬の名(D)は→
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なお、血統に関してはもっと踏み込んで見ていく必要がある。

なかなか傾向が見えにくい重賞ではあるが、あるフィルターを通してみると、好走馬と凡走馬の“分岐点”が見えてくる。

例えば東京新聞杯ではディープインパクト産駒が(0−0−0−5)と不振なのだ。

ディープインパクトといえば、トーセンラーやアユサンといったマイルGI馬を数多く輩出している。産駒の基礎能力も高い。

そんなディープ産駒が過去2年で5頭が出走した。しかもうち4頭が3番人気以内に支持された。しかし、馬券圏内には1頭も来ていない。

これは明らかに好走血統を読み解く上でのヒントとなっている。

では、ディープインパクト産駒が好走できない理由とは? 浮かび上がってくる好走血統とは?

詳しくはメルマガで記載するため、乞うご期待!