今回は京都金杯の“全頭診断”を行う。
2014年になって初めての開催、初めての重賞ということで、是が非でも当てて良いスタートを切りたいところ。
そのために各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。
なお、完全版は「勝ち組育成メルマガ」でお届けするため、そちらに登録してほしい。
週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。では、2014年最初の主役たちを紐解いていこう。
全頭診断その1
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1-1 ドリームバスケット(B)
父ステイゴールド、母父ナイトシフトという血統。
父サンデー系に母父ノーザンダンサー系という京都金杯の好走血統に合致している。
ただ、この馬には不安要素がいくつかある。
前走は明らかに様々なファクターがハマっての1着だった。まず、阪神マイルはステイゴールド産駒が強調できる舞台だ。
(2-2-1-6)
勝率18%
複勝率46%
単勝回収値172
複勝回収値175
※ドリームバスケットは前走単勝80倍だったためこの中には含まないのに、この好成績
そう考えると、今回はどうしても見劣ってしまう。
展開的にも前走はハマった。差し馬が上位を独占し、4角4番手以内にいた馬は全頭下位に。この馬は4角11番手という絶好の競馬だった。
だから「前走以上」を求めるのは酷。しかし「前走以上」の力を出さないと好走は難しい。積極的には評価できない。
1-2 エキストラエンド(C)
父ディープインパクト、母父Garde Royaleという血統。
意外にも京都芝1600M外はディープインパクト産駒の成績が思わしくない。
(2-3-4-19)
勝率7%
複勝率32%
単勝回収値29
複勝回収値53
勝率はわずか7%で複勝回収値も53%しかない。複勝率は32%とまずまずの数字であることから、人気馬しか走っていないことが分かる。ただ、その人気馬も勝ちきれていない。
前走の毎日王冠はスローの瞬発力勝負だったことを考えるとノーカウントでもOK。ただ条件が好転するというわけではない。
内枠のサンデー系ということで抑えてもいいが、特に高い評価も与えられない。
2-3 スマートギア(D)
父マーベラスサンデー、母父パドスールという血統。
2010年に京都金杯で2着になっているため、全く合わないというわけではない。父母父、母母父がノーザンダンサー系というのも悪くないだろう。
ただ、この馬は脚質的に推せない。後方一揆のスタイルを今更崩す可能性はゼロに近い。しかし、京都金杯は内を通った先行馬が最も良いレース。いくら内枠だからといって、後ろから行く馬を買うことはできない。
末脚は確実であるため、いつかどこかで穴を開けるだろうが、ここではない。
2-4 タマモナイスプレイ(B)
父フジキセキ、母父ノーザンテーストという血統。
血統だけ見れば買いたくなるところ。好走血統に合致しているし、兄弟のホットプレイやベストプレイは京都のマイル重賞で実績がある。
ただ、さすがに力が足りない。
前走の阪神カップで変わり身を見せればよかったが、4角1、2、5番手が3着内を独占したレースで4角3番手ながら17着と大敗を喫した。それでいてここで巻き返す要素は見い出せない。
3-5 トーセンレーヴ
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3-6 オースミナイン
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4-7 シャイニープリンス
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4-8 マイネルラクリマ
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ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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