(C)arima0208
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前回は東京新聞杯の好走血統に関して書いた。

スピードが求められる東京コースで必要な血統が何か、分かっていただけたかと思う。

今回は、そもそも東京マイル戦でどのような血統が強調できるのかを見ていこう。

東京マイルの好走血統

東京マイルは実力が求められるため、かたい決着が多いというイメージがあるのではないだろうか?

しかし、実際にはそうではない。

過去3年のコース複勝回収値は91。これは標準よりかなり高い数字だ。そう、東京マイルは意外と荒れるのである。

では、どういった血統が強調できるのか?

今回は2つの血を紹介しておこう。

まずは「ロベルトの血」がとにかく強調できる。

シンボリクリスエス、グラスワンダー、ブライアンズタイムといった父ロベルト系の馬たちは、軒並み回収値100を超えている。

シンボリクリスエスに至っては、2013年は勝率24%、複勝率48%、単勝回収値254、複勝回収値は157と、驚異的な成績を残している。(ちなみに2012年は複勝回収値112、2年前も同値93と、標準以上)

また、母父ロベルト系も期待値が高い。中でも(東京新聞杯には関係ないが)ブライアンズタイムは3年連続で複勝回収値100超。

東京マイルで最も狙うべき血統がロベルト系であることは間違いない。

そしてもう一つが、「母父サンデーサイレンス」である。

2013年の母父サンデーサイレンスの成績はというと……

(11−13−7−49)
勝率14%
複勝率39%
単勝回収値189
複勝回収値153

ご覧のとおり、とても優秀な成績を残している。

ちなみに過去3年で見ても、すべての年で複勝率38%、複勝回収値100を超えている

以上のように、ロベルトとサンデーサイレンスの血は東京芝1600Mで無視できない血だといえる。

当然、東京新聞杯でも激走馬を生む可能性を秘めている。

例えば、母父サンデーサイレンスのこの馬は、東京新聞杯における「大穴」になるかもしれない。

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なお、本日のメルマガでは東京新聞杯の特注血統に関して書いている。こちらも必見だ。