前回はアルゼンチン共和国杯の「爆走ローテ」についてお伝えした。
東京芝2500Mで激走するためのローテーションを踏めば、複勝率は70パーセントに達する。
今年の該当馬は↓↓で確認してほしい。
さて、今回は再び「血統面」について考察しよう。血統をシンプルに見ていけば、好走馬が見えてくる。
注目したいロベルトとグレイソヴリンの血
アルゼンチン共和国杯の歴代好走馬を見ていくと、2つの血がカギになっていることが分かる。
その血は……
2011年
3着 カワキタコマンド(8番人気)
2010年
3着 コスモヘレノス(9番人気)
2009年
2着 アーネストリー(4番人気)
3着 ヒカルカザブエ(10番人気)
といった人気薄で好走した馬たちのほとんどに流れていた。今年も人気薄を好走に導く可能性が非常に高い。
その血の名前は「ロベルト」と「グレイソヴリン」。
既に行った血統検証で、東京芝2500Mではスタミナの血が求められると書いた。しかし、一方で東京の直線は500M以上もある。だからスピードがなければ乗り切れない。
実際、過去4年では上がり1位の馬がすべて馬券に絡んでいる。また、過去5年好走馬15頭中10頭が上がり3位以内の脚を使っていた。
つまり、スタミナに加えてスピードも求められるのがアルゼンチン共和国杯の特徴なのだ。
スピードとスタミナ。その両方をバランスよく持っているのが「ロベルト」と「グレイソヴリン」なのだ。
実際、過去5年の好走馬15頭中11頭は3代以内にロベルトかグレイソヴリンの血を持っていた。
2012年
1着 ルルーシュ(2番人気)
母父ハイレストホーナー(グレイソヴリン系)
2着 ムスカテール(3番人気)
父マヤノトップガン(ロベルト系)
2011年
2着 オーケンブルースリ(1番人気)
父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 カワキタコマンド(8番人気)
母父ナリタブライアン(ロベルト系)
2010年
1着 トーセンジョーダン(1番人気)
父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 コスモヘレノス(9番人気)
父グラスワンダー(ロベルト系)
2009年
2着 アーネストリー(4番人気)
父グラスワンダー(ロベルト系)
母父トニービン(グレイソヴリン系)
3着 ヒカルカザブエ(10番人気)
父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
2008年
1着 スクリーンヒーロー(3番人気)
父グラスワンダー(ロベルト系)
2着 ジャガーメイル(2番人気)
父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
3着 アルナスライン(1番人気)
父母父トニービン(グレイソヴリン系)
ご覧のとおり、人気馬から人気薄馬まで多くの好走馬がロベルトかグレイソヴリンの血を持っていた。
今年もこの好走血統がカギを握ることは間違いないだろう。
中でも私はこの超人気薄馬が激走する可能性があると見ている。
その馬の名は→
(現在10位以内!リンク先で解答の確認をお願いします!)
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