函館11R 函館記念
◎16 メイショウウズシオ
◯05 レインボーダリア
▲10 トウカイパラダイス
☆人気ブログランキングへ
△01 アンコイルド
△03 コスモラピュタ
函館芝2000mで行われる函館記念。本命はメイショウウズシオに打つ。
函館の芝コンディションは非常にタフな状態にある。血統検証でエリモハリアーについて解析したが、その検証で挙げたタフな競馬に強い血統が今年も強調できることは間違いない。
メイショウウズシオはサドラーズウェルズ系のオペラハウスを父に持つ。オペラハウスは英GIキングジョージに勝ったことでも分かるとおり、豊富なスタミナを誇り、タフな競馬に対応できる力を持っている。さらに、母父ブライアンズタイムはダートGI馬を輩出しているパワーに優れた種牡馬だ。しかもリボーの影響を受けた馬でもある。
つまり、メイショウウズシオは函館記念の好走血統に完全に合致している。確かに、大外という枠順は不利だが、それを補ってあまりある血統的な魅力がこの馬にはある。
対抗はレインボーダリア。前述のブライアンズタイムが父、そして菊花賞や天皇賞春といった数々の長距離GI馬を輩出してきたノーザンテーストが母父。こちらも好走血統に合致している。
重馬場のエリザベス女王杯を制し、函館でも勝利実績があるなど、タフな競馬への適応は立証済み。55.5キロのハンデは文字どおり重荷となるが、適性・実力ともに上位だろう。
以下も血統適性を重視して相手をチョイス。なお、人気のエアソミュールとトウケイヘイローは来てもおかしくはないが、妙味を考えて印を打たなかった。
エアソミュールの父ジャングルポケットの産駒は函館芝1800mで過去3年に4勝を挙げ、複勝率も40%を超えているのに対して、2000mでは(1−0−1−13)と結果が出ていない。巴賞で好走して函館記念で人気になり凡走する馬たちを見てもわかるとおり、わずか1ハロンながら求められる適性が違うのだ。エアソミュールは加えて斤量増。妙味を考えれば今回は見送るのが妥当と考える。
トウケイヘイローも同じく。血統や脚質を考えれば本命にしてもいいくらいなのだが(苦笑)、斤量57.5と重賞勝利後の人気での出走ということで見送り。ゴールドヘイロー産駒は人気薄でこそ!