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GI5週連続開催が終わったことで少なからず心にポッカリと穴が開く6月第2週。とはいえ、だからといって立ち止まってはいられない。

GIは楽しいが、やはり一番楽しいのは予想をして、馬券を当てること

エプソムカップでは、そんな競馬の楽しみを再認識したいところだ。

では、東京芝1800mで行われるエプソムカップにおける血統傾向を見ていくことにしよう。

東京は開催が進むことによって、徐々にスタミナが必要な馬場となってくる。実際、過去3年の傾向を見ていくと、何が重要なのかは答えは一目瞭然だ。

2013年
トーセンレーヴ
父ディープインパクト(菊花賞、天皇賞春)
母父カーリアン(凱旋門賞馬マリエンバードを輩出)

ダノンシャーク
父ディープインパクト(前述)
母父カーリアン(前述)

マイネルスターリー
母父サンデーサイレンス(数々の菊花賞馬、天皇賞馬を輩出)
母母父:マルゼンスキー(父は英3冠馬ニジンスキー)

2012
ダークシャドウ
父ダンスインザダーク(菊花賞)

エーブチェアマン
母父SS

2011
セイウンワンダー
母父SS
母母父リアルシャダイ(天皇賞馬ライスシャワーらを輩出)

シルポート
父ホワイトマズル(凱旋門賞、キングジョージ2着)
母父SS

キャプテンベガ
父SS
母父トニービン(凱旋門賞)

ご覧のとおり、ほとんどの馬が3000mを超えるGIか凱旋門賞を始めとする欧州の中長距離GIに縁のある血を持っていた

ちなみに安田記念で好走したショウナンマイティは父が菊花賞馬マンハッタンカフェ、母母父が凱旋門賞馬アレッジド。また3着のダノンシャークも父が3冠馬ディープインパクト、母父カーリアンという、いずれもスタミナのある血統だった。

よって、エプソムカップでは、まずスタミナの血を持つ馬たちに注目していきたい。