昨日はシルクロードSの「舞台設定」について書いた。
京都の芝コースはAコースからBコースに変わることで傾向が変わるため、注意する必要があることが分かったと思う。
今回は、コース変更に伴う血統傾向の変化について記していこう。
Bコースで台頭する血統とは?
昨日も書いたとおり、Bコースになったことでグリーンベルトは完全に消滅するため、基本的には傾向が見えづらい馬場になる。
ただこれは裏を返せば、「馬場による紛れが少なくなる」ことを意味する。
だから、しっかりと好走血統をつかむことができれば、的中の可能性が増すということだ。
では、Bコースに変わった京都でどんな血統を買えばいいのか?
それを探るために、以下の条件で好走馬の傾向を見てみた。
・過去3年
・2回京都過去3年1~6日目
・1200~1600M
・内回り
上記の条件で好成績を残している種牡馬は、次の6頭だ。
・ネオユニヴァース
・ディープインパクト
・アグネスタキオン
・アドマイヤムーン
・クロフネ
・マンハッタンカフェ
血統を勉強している方なら、この並びを見てピンと来たかもしれない。
実はこの6頭、ディープインパクトを除く5頭には「明確な共通点」が存在する。
ディープインパクトは京都が軽い芝である限り、どんな条件になってもほとんど必ず来るため、例外扱いして問題ない。
ディープを除く5頭に共通点があるということは、確実に京都芝Bコースにはある傾向が存在している。
では、どんな傾向があるのか? 詳しくはメルマガで書くため、ここには書けないが、特にネオユニヴァースとマンハッタンカフェがどういう特徴を持った種牡馬かを考えてみれば、自ずと応えは導き出せるはずだ。
上記の傾向を踏まえて、注目馬を1頭挙げておこう。この馬は上記の中で言えばアドマイヤムーンと同じタイプの種牡馬を父に持ち、京都の馬場への適性が高いと考えられる。前走からの上積みも期待できるため、面白い存在になりそうだ。
その馬の名(C)は→
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