今回はニュージーランドトロフィー2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 ▲05 ダンツプリウス

血統○。結果的に差し馬が上位を独占した流れで押し切り勝ち。順当勝ちだし、馬場が向いていればもっと楽に勝っていた。レースセンスがあって人気以上に安定して走る。GIになるとどうしてもキレ負けしてしまうため割引が必要だが、開催後半や連続開催、道悪などのタフな条件の時は常に注意したい。特に人気のないときに

2着 無08 ストーミーシー

展開○。差し馬場の恩恵。思いっきり決め打ちしたのがハマった感じ。レオアクティブとかプレイズエターナルみたいな馬になっていきそうで、馬場や展開のアシストがほしい。距離はマイルはやや長く、基本は1400m以下がいい

3着 △04 エクラミレネール

血統○。展開○。内からロスなく差してくるという理想的な競馬になった。この条件なら安定して走る。脚が遅くて差し比べになると厳しいため、直線の長いコース、瞬発力勝負では割引

4着 ×03 アストラエンブレム

直線で不利。出負けして極端な競馬になってしまった。もっとも、差しが届く流れになったことは結果的に幸いした。直線の不利は痛かったが、相手の脚のほうが上回っていたから受けた不利だったわけで、着順が変わっていたとは思わない。シンザン記念のときも書いたが、重賞だとダイワメジャー産駒はこういう順位になりやすく、期待値、信頼度ともに高くないので注意

5着 ×02 レインボーライン

直線で不利。ステゴ産駒はまじめに走るため、好走後に反動が出やすい。今回は走らない番だった。走らない番にしてはよく走った方。人気にならないタイプだが、力はある。ステイゴールド産駒のマイラーということでGIになると買いづらいものの、人気次第ではおさえておきたい

6着 ◎11 ハレルヤボーイ

血統○。やや出負け。直線で致命的な不利。見直し可。ただし、おそらく今回の条件がベスト条件だったことは今回と未勝利戦の走りを見れば明らか。次走、条件悪化なら割り引きたい

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(F)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→展開△。馬場△。差し競馬になって厳しかった。それでもこれだけ粘っているのだから力はある。器用さの活きる条件で人気にないときに見直したい

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・連続開催の終盤に行われるため、タフな馬場コンディションになりやすい

・特に改修後は差しが決まる馬場になっている+開催が進んで差し馬場になることが多い