今回はニュージーランドトロフィー2016の検証をしていきます。
前回はニュージーランドTの予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
ニュージーランドTの出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | アストラエンブレム | 2.1 |
2 | レインボーライン | 4.0 |
3 | ダンツプリウス | 5.0 |
4 | ボールライトニング | 8.7 |
5 | サーブルオール | 9.8 |
6 | ハレルヤボーイ | 15.5 |
7 | ショウナンライズ | 29.8 |
8 | キャプテンペリー | 31.9 |
9 | マディディ | 43.6 |
10 | ダノンスパーク | 45.0 |
11 | カープストリーマー | 54.6 |
12 | エクラミレネール | 132.2 |
13 | ジュンザワールド | 255.9 |
14 | モンスターキング | 275.0 |
15 | マテラアリオン | 297.2 |
16 | ストーミーシー | 423.4 |
こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。
では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
アストラエンブレム
1番人気になるでしょうが、「過大評価なんじゃないの?」というのが率直なところ。例えばキャリアを振り返ってみると……
サウジアラビアRC → メンバーレベル低く内容も低調
シンザン記念 → 内先行有利のレースを内枠から先行して4着
フローラS → スローの楽逃げ
というように、評価できないものばかり。デビュー当初から「重賞級」と評価していた馬ですし、ここでも好走できる力はありますが、1番人気になるほどの信頼性はというと……。
レインボーライン
前走は高評価したように条件が合いました。展開もハマった。普通なら割り引きたいところ。
ただし、今回も条件としてはまずまず。ステゴ産駒なので中山の荒れ馬場は合うでしょう。アーリントンカップは低レベルという評価が一般的みたいですが、僕は結構高く評価しています。力があることは間違いない。GIになると核負けするタイプなので、ここのほうが走るでしょうしね。
懸念点があるとすれば、鞍上弱化と使い詰めな点か。
ダンツプリウス
この馬もアーリントンカップ上位組。実力は評価しています。この馬の場合、ジュニアカップを勝っていますしね。今年のジュニアカップはそこそこレベルが高かった。上位馬のその後を見てみると……
2着 アーバンキッド 毎日杯2着
4着 ネバーリグレット 2勝馬
5着 ゲッカコウ 2勝馬、フラワーカップ2着
と言った具合です。ちなみに3着のショウナンアンセムも500万条件は普通にパスできるレベルにあります。
ブライアンズタイム産駒ということでタフな馬場も苦にしないでしょうし、好勝負可能です。
ボールライトニング
前走は直線でスムーズさを欠きました。スムーズならもっと際どいレースになっていたはず。マイルにも対応できるところを示しました。
といってもデグラーティアの弟なのでベストはもう少し短い距離でしょう。
先週のダービー卿では中距離血統のマジックタイム(父ハーツクライ)と中距離路線を歩んできたロゴタイプが連対しましたから、1800mに対応できるくらいのスタミナがないと厳しいんじゃないかなーと感じます。特に強調する材料はないですね。
サーブルオール
上記の観点からいうと、中距離血統というのはいいでしょう。フラワーカップのウインクルサルーテのようなパターンですね。
ただ、ハービンジャー産駒なのでそもそもの期待値が低いのはネック。フラワーカップは1800mでしたが、今回はマイルですしね。
上位人気の評価はこんなところ。
なお、穴馬として面白そうなのはこの馬です。
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前走はハイレベルだった。厳しい流れを先行して押し切るという堂々の競馬で、回顧にも「重賞でも」との文字。なにやら人気もなさそうだし、であれば狙ってみても。