今回はフェアリーステークス2016の検証をしていきます。

中山芝1600mで行われる牝馬限定のGIIIです。過去の結果や血統のデータから、傾向を探っていきます。

しっかり考察していくことにしましょー!



フェアリーSのポイント

フェアリーSのポイントをまとめてみました。

1.とにもかくにもキングマンボ系
2.欧州血統からダート血統にシフト?
3.基本的に前残りになりがち

です。

極寒期の中山で行われるレース。3歳の牝馬には辛い条件です。そんなこともあって、14年までは欧州血統が幅をきかせていました。欧州血統はスタミナがあってタフなレースが得意なので、この時期の中山は合っていると考えられます。

ただし、去年はダート的な血を持った馬が上位を独占しました。

1着 ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)
2着 ローデッド(母父リンドシェーバー)
3着 テンダリーヴォイス(母父キングカメハメハ/母母ブロードアピール)

なんだ、血統なんか関係ないじゃん」と思うかもしれません。

しかし、(1年で判断するのは時期尚早ではありますが)傾向が変わったのには理由があります。

御存知の通り、中山は14年の夏に路盤が改修されました。以来、特に昨年の冬開催はバンバン差しが決まっていました。

以前の「欧州的なタフな馬場によるスタミナ比べ」から差し馬場に変わったことによって血統傾向も変わったのではないかと推測されます。

この辺りはまだ不確定なところなので、当週の馬場を見て決めたいですね。

そんなわけで、上記の条件に合致する馬といえば、この子です。

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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レースの血統傾向だけ見ればこの馬がバッチリ合致しています。ただ種牡馬の期待値があまり高くないので、どうしようかなーといったところ。これから悩んで結論を決めたいと思います。