新年、明けまして
おめでとうございます!!
年末年始、いかがお過ごしでしょうか? 僕は家族行事をしつつ、金杯に向けて、2016年の競馬に向けて準備を進めています。そういう意味ではあまり休んでいないので、年末年始という感じはしないですね(笑)。
紅白もレコード大賞も笑ってはいけないも見ず、チャットモンチーに癒やされながらPCの前で格闘しています。とはいえ、もう疲れました(笑)。なんて言ってもいられないので、新年一発目の更新をしていきましょうか。
今回は「2015年の反省」と「2016年の展望」をしていきますね。
2015年の反省
2015年は有馬記念を気持ちよく当ててハッピーエンドに終わりました。
が、しかし、「終わりよければすべてよし!」と言ってウヤムヤにするつもりはありません。1年トータルで見ると苦しい年でした。特に上半期は本当にうまくいかなくて、何度も折れそうになりました。
ただ、うまくいかない中で自分のスタイルを見つめなおして試行錯誤を重ね、秋以降は悪くない予想ができたと思います。
結果的に秋のGIは11戦4勝。うち、勝負度B以上のレースが8レースだったので、勝負度の高いレースでの的中率は50%でした。◎はすべて穴馬に打ちましたから、半分当たったというのは悪くない結果だと思います。
特に秋華賞とエリザベス女王杯、そして有馬記念は本線で当てることができました。
■京都11R 秋華賞/勝負度B 波乱度C
1着 ▲18 ミッキークイーン
2着 ◎09 クイーンズリング
3着 △06 マキシマムドパリ
■京都11R エリザベス女王杯/勝負度B 波乱度D
1着 ◎12 マリアライト
2着 △18 ヌーヴォレコルト
3着 ○08 タッチングスピーチ
■中山10R 有馬記念/勝負度B 波乱度C
1着 ☆07 ゴールドアクター
2着 ◎09 サウンズオブアース
3着 ▲11 キタサンブラック
これ以外も阪神JFは3着が抜けたものの、◎は10番人気のウインファビラス(2着)。
朝日杯FSは紙一重で馬券に届かなかったものの、こちらも10番人気の◎ユウチェンジが4着と、見せ場を作ることはできました。そういう意味では悪くなかったかな、と。
もっとも、「悪くない結果」ではありましたが、胸を張って「いい結果」だったとは言えません。成績表でいえば最低限のラインである「可」であって、「秀」や「優」が取れたとは思っていません。
課題を具体的に挙げるとキリがないんですが、
・勝負度の選定を感覚値で決めることが多かった
・自分で定めているルールを破ることが何度かあった
・当てることを意識しすぎて大胆な予想ができない時期があった
という点ですね。
ひとつ目の勝負度に関してはとても重要です。勝負度によって賭ける金額が変わってきますから、「勝負度の精度=回収率」といっても過言ではありません。その重要な項目を感覚値で決めてしまうことが多かったので、より客観的な根拠に基づいて決めていくようにしたいと思っています。
ふたつ目は2016年に徹底していきたいところ。自分ルールがいくつかあるんですよね。例えば「420キロ未満の馬は本命にしない」とか(圧倒的に期待値が低いので)。
ただ、それ以外の項目(血統だとかデータだとか前走の内容だとか)が抜群、かつ人気がないと、狙ってみたくなって何度か本命にしてしまいました。が、結果を集計してみると、やっぱりルールを守っていたほうが回収率が高かった。結局、自分で定めたルールを守ることが自分を守ることに繋がるんだな、と実感した次第です。守っていきたいですね。
3つ目はメンタル的な問題ですが、やっぱり当てていないと「まずは当てること」と思って守りの予想をしてしまう時期があったように思います。これもよくないですね。当てに行くことによって本来得られるかもしれない妙味のある馬券を当てられなくなるわけですから。
一番、嫌な思い出として思い出されるのがセントライト記念です。恥ずかしいですが、自分への戒めとして、結果を醸してみます。
■中山11R セントライト記念/勝負度C 波乱度B
1着 ×13 キタサンブラック(6番人気)
2着 ☆04 ミュゼエイリアン(9番人気)
3着 ○02 ジュンツバサ(10番人気)
〜〜〜
10着 ◎12 ブライトエンブレム(2番人気)
このレース、「波乱の可能性大=波乱度B」と予想し、「穴馬は4頭」と結論づけたレースでした。しかし、「(期待値が高くないネオユニヴァース産駒の差し馬なのに)一番無難に走るのはブライトエンブレムだろう」ということで、人気馬に本命を打ってしまった。
予想のプロセスと結果を当時のメルマガの回顧から引用すると……
・中山開催開幕当初から「ボールドルーラー」を注目血統に挙げていた
→ボールドルーラーの血を持つキタサンブラックを注目馬として挙げていた
・中間の検証で「内有利になる可能性」を指摘
→「「差し有利」みたいな感じで決め打ちしていくのは危険」と記述(http://jinkeiba.com/2015/0918/12153)
→→にもかかわらず、差し馬を重視
結果、◯〜☆の穴馬4頭のうち、2頭が好走。そして勝ったのは週初めから注目馬として挙げていたキタサンブラックでした。
考察は悪くなかったのに、クソみたいな結論を導き出して、取れたであろう馬券(3連複は12万円!)を逃してしまったわけです。もうこういう弱気な予想はしない。したら、ぜひ怒ってください!
2016年への展望
2016年へ向けた課題は、まず2015年の反省を引きづらないこと。そして、克服していくこと。
その上でさらに予想の精度を挙げていきたい。
2015年秋シーズンに成績が向上したのは「種牡馬別の期待値を強く意識したこと」が大きかったと思っています。
例えば種牡馬によって……
・人気で信頼性の高い種牡馬
・地味な割に能力が高くて期待値が高い種牡馬
・メジャー種牡馬だけど馬券的には全く美味しくない種牡馬
といったように、それぞれの種牡馬に特徴があるんです。
例えば地味な割に能力が高い種牡馬の代表格といえばブラックタイドですね。キタサンブラックを見ればわかります。
皐月賞4番人気3着
→3戦3勝(前走スプリングS制覇)。ディープインパクト産駒なら3番人気以内だったでしょう
セントライト記念6番人気4着
→ダービーは14着も、大外枠という明確な敗因があったのに人気落ち
菊花賞5番人気1着
→トライアル制覇も距離不安がささやかれて5番人気にとどまる
有馬記念4番人気3着
→菊花賞馬にもかかわらず、同レースで負かしたリアファル(3番人気)より人気がなかった
今までキタサンブラックは(5−0−2−1)というキャリアを送っています。立派な成績ですよね。唯一の着外は大外枠を引いてしまったダービーでノーカウントに近い1戦でした。
しかし、3番人気以内に支持されたのはデビュー戦の1度のみ。この戦績なのに、デビュー以降は1度も1、2番人気に支持されていないんです。
こういう期待値の高い血統馬を狙い続けることで確実に成績は向上していきます。実際、有馬記念では「▲」(一般的な印でいうと、対抗)を打ち、セントライト記念や(同じく外した)菊花賞のリベンジを果たすことができました。
反対に期待値の低い種牡馬の産駒は積極的に割り引いていきたいと思います。近いところで言うと、有馬記念におけるマンハッタンカフェ産駒やアドマイヤドン産駒のようなタイプでしょうか。
詳細↓↓
http://jinkeiba.com/2015/1229/12637
2016年も引き続き、意識していきたいですね。
この辺りはブログはもちろん、メルマガでさらに詳細な情報を届けていきたいと思っています。
血統に興味のある方、競馬を考える力を養いたいと思っている方は、ぜひご購読を。
さて、長くなりました。
他にも色々と発表したいこと、今後やりたいことなどなど、たくさんあるんですが、随時お知らせしていきますね。
2016年も競馬という素晴らしいスポーツ、文化を楽しみ、皆さんと一緒に予想を当てていきたい!
今年も1年、よろしくお願いします!
なお、5日に行われる中山・京都金杯の注目馬はこちらです↓↓
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