回顧のスタイルをちょっと変えようと思います。
今までの回顧はデータにモノを言わせて、とにかく多くのデータを用いてやっていたのですが、ちょっと雑多な感が否めず、週末の予想を行うときに参考にしづらい部分がありました。
そこでもっとシンプルに、視覚的に分かりやすいように作り変えることにしました。
どん!
こんな感じですが、どうでしょうか。
かなり血統に特化した内容になっています。そして、今まで以上に分かりやすいのではないかな、と。
例えば今週は開幕週なので、昨年の札幌開幕週の傾向をまとめてみました。
まず馬場フィルターで血統傾向を探ります。各項目の意味合いは以下のとおり。
■馬場フィルター
芝:芝で走る血統が重視される割合
ダート:ダートで走る血統が重視される割合
スピード:スピード血統が重視される割合
スタミナ:スタミナ血統が重視される割合
数字が大きければ大きいほど、重要度が増すことになります。今回の場合、芝ダートの適正にあまり偏りは見られませんでしたが、全体的にスタミナのある血が来ていたので、スタミナのチャートが大きくなっているわけです。
■脚質フィルター
先行:先行馬優勢
待機:差し馬優勢
上がり(速):速い上がりが求められる馬場(高速馬場)
上がり(遅):上がりがかかる馬場(タフな馬場)
こちらはより分かりやすいですね。どちらの脚質が有利なのか、上がりで求められる要素は何なのか、ということを表しています。
ここでいうと先行が「4」で、上がり(遅)が「5」ですから、上がりがかかるレースで前に行ける馬が強調できるというわけですね。反対に上がり(速)が「1」ですから、上がり33秒の競馬に特化した馬はマイナスになります。
それでもって、さらに詳細に血統をチェックしていくのがこちらのリストです。
■血統チェックリスト
父サンデー系:父サンデー系に対する評価
ディープ系:ディープインパクト産駒に対する評価
父非サンデー系:父非サンデー系に対する評価
王道血統:クラシックで台頭する血統に対する評価
→ディープ、キンカメ、ステゴ、ハーツ、マンカフェなど
ローカル血統:ローカル重賞で台頭する血統に対する評価
底力血統:ロベルトやセントサイモンらへの警戒度
道悪血統:欧州血統など道悪適正の高い馬への警戒度
特注血統:特に注意すべき血統
内、外:馬場の内側と外側どちらが優勢か
芝・ダート替わり:前走異なる条件で走った馬たちへの評価
ここでいうと、父サンデー系は全体的によくなく、反対に父非サンデー系が穴を開けていることになります。
また、王道のクラシック血統より、ローカル重賞に強いような血統が台頭しているわけです。
つまり、
・スタミナがある
・上がりのかかるレースで先行して押しきれる
・非サンデー系のローカル血統
・キングマンボやロベルト、底力血統を持つ馬がベター
以上の項目に当てはまる馬が穴馬として最も期待できるというわけですね。
どうでしょうか? このスタイルなら前週を振り返りつつ、今まで以上に週末の予想に直結する回顧ができるのではないかな、と思います。しかも見やすい!(と、僕自身は思う!)
会員の皆さまには改めてご連絡させていただきますね。
という報告でした。興味を持ってくださった方は以下まで。2週間は完全無料!
さて、今週はアイビスサマーダッシュですね。血統的に強調できない馬を書いておきましょう。
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基本的にスピード(瞬発力)が売りの血統なのでこの条件だとなかなか好走は厳しいでしょうね。