今回はみやこステークス2015の検証をしていきましょう。
京都競馬場で行われるGIII戦は12月に行われるGIチャンピオンズカップのステップレースとして有力馬が参戦してくるレースです。
その舞台設定から、的中へのヒントを探っていきましょう。
みやこSのポイント
みやこSのポイントをまとめてみました。
1.芝の中・長距離血統に注目
2.1900m以上での実績
3.充実の4、5歳馬が中心
4.チャンピオンズカップの重要ステップという位置づけ
まず意識したいのは「4」で挙げた「チャンピオンズカップの重要ステップという位置づけ」です。
チャンピオンズカップや前身のジャパンカップダートでは、みやこSで上位に入線した馬たちが活躍する傾向にあります。同じ関西で行われ、間隔も適度なことから、ここをステップに本番へ挑む馬たちが多いんですね。
2014年
3着 ナムラビクター
次走チャンピオンズカップ2着
2013年
1着 ブライトライン
次走ジャパンカップダート4着
2012年
1着 ローマンレジェンド
次走ジャパンカップダート4着
2着 ニホンピロアワーズ
次走ジャパンカップダート1着
3着 ホッコータルマエ
次走ジャパンカップダート3着
2011年
1着 エスポワールシチー
次走ジャパンカップダート3着
2010年
1着 トランセンド
→次走ジャパンカップダート1着
ご覧のとおり、毎年必ず、ここをステップにした馬たちがGIで上位に来ているんです。
要するに前哨戦とはいえレベルが高いため、変な穴馬や高齢馬が激走するケースは極めて少ないんです。
さらに血統的な観点から見ても、GIで好走する馬を輩出する要因が分かります。というのが、スタミナの裏付けがないと好走が難しいんです。
人気薄ながら好走した馬たちを見てみると、芝の中長距離の血が色濃く入っていることがわかります。
ナムラビクター 父ゼンノロブロイ
ニホンピロアワーズ 父ホワイトマズル
ホッコータルマエ 父キングカメハメハ
トウショウフリーク 父キングカメハメハ
サクラロミオ 父サクラローレル
ご覧のとおりです。なお、ダート血統ながら好走したランウェイワルツは前走2100mで2着と、ここより長い距離での実績がありました。
要するに「スタミナを裏付ける血統」、もしくは「1800mより長い距離での実績」が必要ということです。
となると、面白いのはこの馬ですね。
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お父さんは中距離GI馬、お兄さんは2000mのGIで馬券に絡んだ実績を持っています。ここでも走れるポテンシャルを持った馬と言えるでしょう。