今回はフローラステークスの検証を行っていこう。
オークスへの出走を目指す3歳牝馬たちが集うレースで求められる要素とは何なのか。
馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。
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上がりが求められる舞台
ポイントの一つとなるのが「上がり」だ。
フローラSは東京芝2000mで行われる。直線が長く、牝馬限定戦らしいスローの瞬発力勝負になりやすいため、速い上がりを使えない馬は大幅に割り引かなければならない。
事実、過去10回のフローラSの勝ち馬10頭中9頭は「前走上がり3位以内」だった。
なお、唯一上がり4位以下ながら勝ち切ったのはディアジーナ。
この馬はクイーンカップ1着、フラワーカップ2着と重賞で着実に結果を出し、フローラSで単勝1.5倍の断然の1番人気に支持されていた。このレベルの馬でないと、速い上がりを使わないで勝ち切るというのは難しい。(※そのディアジーナにしても前走上がり4位)
また、東京芝2000mは内枠が有利なコースだ。しかもフローラSは開幕週に行われるため、基本的には内枠が断然有利。よって、内枠に入った馬の信頼性は高い。
・前走上がり3位以内
・1〜4枠
・10番人気以内
以上の条件を満たす馬の成績はというと……
(6−4−2−20)
勝率19%
複勝率38%
単勝回収値225
複勝回収値135
ご覧のとおり、極めて優秀な成績を残している。昨年はサングレアル(1着)とブランネージュ(2着)が該当し、ワンツーフィニッシュ。一昨年はブリュネットが9番人気ながら3着に激走し、2012年は唯一の該当馬ミッドサマーフェアが1着となっている。
今年、前走上がり3位以内だった登録馬は……
アイノカケハシ
アスカビレン
アドマイヤピンク
ウインアキレア
エバーシャルマン
サダムブルーハワイ
チャリシー
バンゴール
マキシマムドパリ
リアンドジュエリー
ロックキャンディ
この中で内枠に入り、10番人気以内に支持されそうな馬は注意したいところだ。
なお、この中で面白そうな馬といえばこの馬だ。
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キャリア5走ですべて上がり2位以内の脚を使っている。極端にキレるというわけではないが、確実に末脚を使ってくるはずのため、注目していきたい1頭だ。