今回はダービー卿チャレンジトロフィーの血統検証を行っていこう。

波乱必至のハンデ重賞で台頭している血統とは何なのだろうか?

歴代好走馬の血統から、激走馬のヒントを見つけ出していこう。

ダービー卿CT│過去5回好走馬血統

馬名 種牡馬 母父馬
カレンブラックヒル 4 ダイワメジャー Grindstone
カオスモス 9 マイネルラヴ ファルブラヴ
インプロヴァイズ 8 ウォーエンブレム サンデーサイレンス
トウケイヘイロー 5 ゴールドヘイロー ミルジヨージ
ダイワマッジョーレ 1 ダイワメジャー Law Society
ダイワファルコン 2 ジャングルポケット サンデーサイレンス
ガルボ 3 マンハッタンカフェ ジェネラス
$オセアニアボス 10 Red Ransom Sunday Silence
ネオサクセス 7 ネオユニヴァース ノーザンテースト
ショウワモダン 7 エアジハード トニービン
マイネルファルケ 4 ムタファーウエク パークリージエント
サニーサンデー 5 マーベラスサンデー トニービン
タケミカヅチ 1 ゴールドアリュール マルゼンスキー
マイネルファルケ 7 ムタファーウエク パークリージエント
マヤノライジン 12 マヤノトップガン Danzig

集計期間:2009. 4. 5 ~ 2014. 4. 6

見てもらえれば分かるように、ディープインパクトやキングカメハメハ、少し前で言えばアグネスタキオンのような“THE 王道血統”という馬が1頭もいない

その代わりに台頭しているのは……

マイネルラヴ
ウォーエンブレム
レッドランサム
エアジハード
ムタファーウェク×2
マヤノトップガン

こういった非サンデー系の地味な血統だ。

また父サンデー系でもゴールドヘイローやマーベラスサンデー、ゴールドアリュールといった地味な種牡馬、ダート適性の高い種牡馬の産駒が走っている。

つまり、ダービー卿はひたすら地味な血統を狙うレースなのだ。

ただ単に地味な血統を狙えばいいというわけではないが、ディープインパクトなどのクラシック血統よりよほど期待値が高い。

よって、上位人気に支持されるならこの馬は嫌うべきだろう。

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この種牡馬の産駒にしては重厚な血統であるが、この条件に合うとは思わない。実績は豊富であるが、ここは「嫌って妙味あり」と言えるだろう。