今回は東京新聞杯について書いていこう。
安田記念と同じ東京芝マイルで行われる。しかし、東京新聞杯は安田記念に全くつながらない。そこに、東京新聞杯を読み解くヒントが隠されている。
安田記念との決定的な違い
東京新聞杯の過去10年の好走馬を見てみると、同じ年の安田記念で好走した馬はわずか2頭しかいない。しかもどちらも3着と、連対には至っていない。
もちろん、GIとGIIIという差はある。GIIIの東京新聞杯で走れても、レベルの高い安田記念では力が足りないというケースはあるだろう。
しかし、同じコースで勝ち負けしていること、スズカフェニックスやオレハマッテルゼらが1番人気に支持されながら惨敗していることを考えると、ひとつの仮説が生まれる。
東京新聞杯と安田記念では求められる適正が異なる――。
事実、この仮説は仮説ではない。“ある視点”を持ってみると、それは仮説ではなく、明確な“理論”として見えてくる。
例えばある一つの条件に合致している馬が、2つのレースでどのような結果を残しているか、見てみることにしよう。
東京新聞杯(5−6−5−48)
勝率8%
複勝率25%
単勝回収値122
複勝回収値85
安田記念(3−2−3−63)
勝率4%
複勝率11%
単勝回収値49
複勝回収値45
ご覧のとおり、明確な差があることが分かる。ほとんどの項目で東京新聞杯が安田記念にダブルスコアを記録している。
つまり、安田記念では強調できないものが、東京新聞杯で強調できるということだ。
そういった視点を持って見ていくことで東京新聞杯の“全容”が見えてくる。
さて、ではその“違い”は一体何なのか? それはメルマガで明らかにしていこう。ちなみに上記の条件に該当する注目馬を1頭挙げておく。
その馬の名(B)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)
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もともと血統的にはマイル適性が高い。春のマイル重賞で新境地を開拓する可能性は十分にある。