新年、あけましておめでとうございます。

今年も『JIN競馬』をよろしくお願い致します。

2014年ははっきり言って、全く納得いく予想ができませんでした。

同じ方法で悪くなる。
だから捨てなきゃいけない。
せっかく長年築きあげてきたものでも
変えていかなくてはならない。

将棋棋士 羽生善治

そう考えてスタートした2014年でしたが、結果的に変化は悪い方向に出てしまったと感じています。

ただし、結果が悪かったから、良い結果が出なかったからといって、それが必ずしも「悪」かといえば、そうではないと考えています。もちろん、変化した上で結果も伴えば最高ですが、変化を恐れて同じことを続けて徐々に悪くなっていくより、思い切って変化し、失敗したとしてもトライアンドエラーを繰り返したほうが、結果的に良い方向に向くと信じております。

改めて明言します。

2014年は思ったような結果が
出せませんでした。

読者の皆様、会員の皆様にはご迷惑をおかけしましたし、私を信じて予想の参考にしてくださった皆様には誠に申し訳ありません。

しかし、私はこの現状をポジティブに考えていきたい。ここで再び、羽生善治棋士の言葉を引用します。

変化が激しい時代だから経験はムダなのかというと、そうではないと思います。新しい局面に対処しなくてはならないとき、「過去にこういうやり方で遠回りしてしまった」「こういう方法でブレイクスルーできたことがある」といった経験にもとづく方法論が役に立つからです。あるいは、何をやったらいいのかわからないときに、過去の成功や失敗の経験が進むべき方向の指針になることもあるでしょう。

2013年までは比較的うまくいくことが多かったですし、結果にも現れていました。一方、2014年は残念な結果に終わりました。

ということは、私はこれで「過去の成功」と「失敗の経験」を得たことになります。

これを生かさないわけにはいきません。

2015年は再び変化に富んだ1年になるでしょう。成功に向かって突き進むのみ。しかも2014年にはなかった「経験」が今の私にはある。

もう巻き返していくしか道はありません。

いい区切りになるので、週末の競馬から新企画等々もはじめていきたいと思います。

とにかく2015年は、今までの成功と失敗の経験を活かし、前に進んでいく。そして競馬を今まで以上に愛し、競馬の面白さを伝えていく。それが、自分の使命だと考えています。

2014年に失望された方は二度と当サイトを見ていただけないかもしれませんが、そういった方々にも「JIN、頑張ってるぞ」という姿勢が届くように、誠心誠意、頑張っていきたいと思っております。

2015年も何卒よろしくお願いいたします。

2015年元日 JIN