自分でも何故外したのか分からない阪神ジュベナイルフィリーズの回顧を絶賛作成中。荒れると判断した時点で間違いだったわけだが、それにしても当てなければいけないレースだった。

と、失敗ついでに恥ずかしい“見解違い”を晒してみることにする。

ステイゴールド産駒の扱いについて、だ。

ココロノアイを軽視して最低限の印にとどめた(結果、3着でこの判断自体は間違っていたわけではないが、、、)のは、あまりいい見立てではなかったので訂正しておきたい。

出来、不出来の差が激しいステゴ産駒

まずはこの記事を読んでほしい。(いや、本当は読んでほしくないし、できれば忘却の彼方へ捨て去って欲しいのだが。。)

ココロノアイの信頼度

この記事で「ステイゴールドは枯れてきている」と書いた。この見解自体は間違いではない。

ただ「現在のステイゴールドが“期待値の高くない種牡馬”だということは知っておくべきだろう」という見解は、間違っていないが正解でもない。この点を正しておこう。

ステイゴールド産駒は出来不出来が激しい。“強いステイゴールド産駒”の例として歴代GIウィナーたちを見てみると、“一発屋”がいないことに気づく。

オルフェーヴル 牡馬3冠などGI6勝
ゴールドシップ 宝塚記念連覇などGI5勝
ドリームジャーニー 有馬記念などGI3勝
フェノーメノ 天皇賞春連覇でGI2勝
ナカヤマフェスタ 宝塚記念制覇+凱旋門賞2着
レッドリヴェール 阪神JF制覇+桜花賞2着

ご覧のとおり、GIを勝つレベルになると、1度だけ輝いて消えたような馬はいない。強い馬は強い。それがステイゴールドの特徴なのだ。

だから、特に実力差が出やすい2歳戦で人気に支持された馬の信頼性はある程度高い。例えば2歳重賞で5番人気以内に支持された馬の成績を見てみると……

人気別集計
着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
3- 3- 3- 2/11 27.3% 81.8% 240 156

集計期間:2006.11.18 ~ 2014.11.15
※競走中止となったイイデタイガーは対象外

ご覧のとおり、好走率80%超という驚異的な成績を残している。

今年はデイリー杯でアッシュゴールドが2番人気に支持されて2着。そして阪神JFでは4番人気のココロノアイが3着となった。よって、“強いステイゴールド産駒”はある程度信頼していいわけだ。

ということで、人気のステイゴールド産駒の期待値は決して低くない。以前の検証の間違いを正し、修正させていただく。

阪神JFが終わってから気づいたあたりが間抜けすぎるが、気づかないよりはマシ。しっかりと敗因を振り返って間違いを間違いのままにしておかないことが次へつながっていく。

というわけで、回顧はしっかりやりましょう。先週の回顧はこちらから。

『穴馬発掘ファイル』詳細はこちら

さて、そんなわけで朝日杯FSでこの馬は素直に“買い”と言っておきたい。

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