今回は阪神ジュベナイルフィリーズに出走する有力馬の1頭、ココロノアイについて考えていこう。

前走、アルテミスステークスを快勝して一気に有力馬の1頭となった。果たして、2歳女王へと上り詰めることはできるのだろうか。

ステイゴールド産駒の信頼度

午前中に「大局観」の記事を書いたので、“大局観的考察”を行っていきたいと思う。

ココロノアイはステイゴールド産駒だ。

ステイゴールド産駒といえば、昨年の勝ち馬レッドリヴェールが思い出される。同じステイゴールド産駒が阪神JFを制しているということでココロノアイも有力のように思えるが果たしてそうなのだろうか?

結論から言えば、大きな懸念材料がある。それは……

ステイゴールドの不振

である。おそらく、ほとんどの競馬ファンは気づいていないだろう。新聞や他のブログ等で触れているのも見たことがない。しかし、確実に今年のステイゴールド産駒は全体的に不振傾向にある。

1994年生まれのステイゴールドは今年、20歳だ。さすがに遺伝子レベルでも全盛期を過ぎているのかもしれない。実際、過去の産駒の傾向を比較してみると、衰えの度合いが明らかになる。

世代別集計(5番人気以内)
年・年月着別度数勝率複勝率単回値複回値
2014年6- 8- 7-54/758.0%28.0%4348
2013年11-14- 5-38/6816.2%44.1%112104
2012年10-16- 5-45/7613.2%40.8%7170
2011年4- 5- 1-14/2416.7%41.7%6863
2010年10- 9- 6-14/3925.6%64.1%121103

集計期間:2009. 7. 5 ~ 2014.12. 7

ぱっと見でわかると思うが、今年の世代は信頼性がかなり低い

特に今年の2歳世代は5番人気以内の人気馬に絞ったにもかかわらず、複勝率わずか28%。例年と比較すると、かなり数字が落ちていることが分かる。

もともとステイゴールド産駒は2歳戦における期待値が高くないが、この数字の落ち方はさすがに“ステイゴールドの枯れ具合”が浮き彫りになる。

ココロノアイ自身は重賞を勝っているため、弱い馬ではない。ただ全体的な傾向として、現在のステイゴールドが“期待値の高くない種牡馬”だということは知っておくべきだろう。

この傾向は阪神JFに限らず、平場で役立つ。

例えば先週の2歳500万下の葉牡丹賞(中山芝2000m)には3頭のステイゴールド産駒が出走していた。中山芝2000mのステイゴールドというのは、従来の考え方でいえばいかにも走りそうだ。

しかし、私は3頭とも評価を落として無印にした。結果、3番人気のラブユアマンを含めて3頭とも馬券圏外に沈んだ。

全体的な傾向を知ることで「今買うべき種牡馬」や「今買うのを控えるべき種牡馬」が見えてくる。この観点から行くと、ココロノアイは決して期待値が高い馬ではない。

もちろん、最終的にココロノアイ自身の強さや適性を判断して買うか買わないか決める。その決断に、注目していてほしい。

さて、今回は反対に期待値の高い種牡馬の産駒を1頭、紹介しておこう

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特に阪神では走るはず。ローテーションやキャリアが気になるとはいえ、注目しておきたい1頭だ。