今回は東京スポーツ杯2歳ステークスについて見ていこう。

東京スポーツ杯2歳ステークスとは?

東京スポーツ杯2歳Sは東京芝1800mで行われる2歳のGIIIだ。

これ以前の時期に行われる2歳重賞は早熟性がカギになるため、クラシックに直結しない。しかし、東スポ杯は東京芝1800mという実力が問われる舞台で行われる。だから数多くある2歳重賞の中でも屈指の“出世レース”として知られている。

今年はどの馬が勝ち名乗りを上げるのか? 出走馬をチェックしていこう。

東京スポーツ杯2歳Sの出走メンバーと見どころ

2014年11月24日(月) 5回東京7日目 15頭 [仮想出馬表]
【11R】  第19回東京スポーツ杯2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢)(国際)(指定) 芝1800m (C)

馬名 性齢 母父
アヴニールマルシェ 牡2 ディープインパクト フレンチデピュティ
エミネスク 牡2 ネオユニヴァース ティンバーカントリー
クラージュシチー 牡2 ハービンジャー サンデーサイレンス
グァンチャーレ 牡2 スクリーンヒーロー ディアブロ
グリュイエール 牡2 ディープインパクト キングカメハメハ
サトノクラウン 牡2 Marju Rossini
ジャストドゥイング 牡2 ゼンノロブロイ フレンチデピュティ
ストリートキャップ 牡2 ゴールドアリュール オグリキャップ
スワーヴジョージ 牡2 ハービンジャー サンデーサイレンス
ソールインパクト 牡2 ディープインパクト Exchange Rate
ダイワエキスパート 牡2 スウェプトOB アグネスタキオン
ディアコンチェルト 牡2 サムライハート ソウルオブザマター
ペガサスボス 牡2 ディープインパクト ダイナガリバー
マイティティー 牝2 エンパイアメーカー フレンチデピュティ
マイネルシュバリエ 牡2 バトルプラン スペシャルウィーク

人気の中心は?

新潟2歳ステークスで2着となったアヴニールマルシェ、未勝利戦で1.6秒差をつける圧巻の走りを見せたクラージュドール、芙蓉ステークスを勝ったジャストドゥイングなどが人気の中心になりそう。

あとなんといっても話題になるのがオグリキャップの孫ストリートキャップだろうか。父ゴールドアリュール、母父オグリキャップという地味な血統ではあるが、新馬戦のパフォーマンスは高かった。前走は究極の瞬発力勝負に負けただけ。実力的にはここで通用してもおかしくないはずだが、果たして……。

出世レースを制するのは?

上記したとおり、東スポ杯2歳Sは出世レースだ。歴代勝ち馬を見てみると……

2013年
イスラボニータ
→皐月賞制覇、ダービー2着、天皇賞秋3着

2012年
コディーノ
→皐月賞3着

2011年
ディープブリランテ
→ダービー制覇、皐月賞3着

2010年
サダムパテック
→マイルチャンピオンシップ制覇、皐月賞2着

2009年
ローズキングダム
→ジャパンカップ、朝日杯フューチュリティステークス制覇、ダービー2着、菊花賞2着

ご覧のとおり、そうそうたる顔ぶれだ。コディーノを除く4頭はGI馬となっている。そして5頭全頭が、3歳クラシックで馬券になっているのだ。

能力が高くなければ東スポ杯では好走できない。反対に言えば、東スポ杯で好走できる馬は「クラシックで好走できるレベルの馬」ということになる。

来年のクラシックを占う意味でも注目していきたいレースだ。

なお、現時点で本命候補と考えているのはこの馬!

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前走、前前走と時計は強調できないものの、血統が魅力的。注目していきたい馬だ。