「2014年で最高の競馬が見られるかもしれない」
今月末に迫ったジャパンカップの出走メンバーを見た時、素直に思った。今回は、そんなジャパンカップの概要と出走メンバーをチェックしていくことにしよう。
ジャパンカップとは?
ジャパンカップは東京芝2400mで行われる国際GI競走だ。1着賞金2億5000万円、賞金総額5億2100万円という一大レースである。
天皇賞秋、有馬記念とセットで“古馬3冠”と言われ、古馬GIの中で最も権威あるレースとして位置づけられている。
近年は天皇賞秋がステップレース化し、ジャパンカップを最大目標と設定する陣営が増えている。それだけに、レベルの高いレースとなるのが常だ。(去年は珍しく低レベルだったが。。。)今年はメンバーを見ても高内容必至。ぜひ、究極のレースを楽しみたいところだ。
ジャパンカップの出走メンバーと見どころ
2014年11月30日(日) 5回東京9日目 19頭 [仮想出馬表]
【11R】 第34回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝2400m (C)
馬名 | 性齢 | 父 | 母父 |
---|---|---|---|
アイヴァンホウ | 牡4 | Soldier Hollow | Sternkonig |
アップウィズザバーズ | 牡4 | Stormy Atlantic | Seeking the Gold |
アンコイルド | 牡5 | Giant’s Causeway | Alzao |
イスラボニータ | 牡3 | フジキセキ | Cozzene |
エピファネイア | 牡4 | シンボリクリスエス | スペシャルウィーク |
サトノシュレン | 牡6 | ステイゴールド | エルハーブ |
ジェンティルドンナ | 牝5 | ディープインパクト | Bertolini |
ジャスタウェイ | 牡5 | ハーツクライ | Wild Again |
スピルバーグ | 牡5 | ディープインパクト | Lycius |
タマモベストプレイ | 牡4 | フジキセキ | ノーザンテースト |
ディサイファ | 牡5 | ディープインパクト | Dubai Millennium |
デニムアンドルビー | 牝4 | ディープインパクト | キングカメハメハ |
トーセンジョーダン | 牡8 | ジャングルポケット | ノーザンテースト |
トレーディングレザー | 牡4 | Teofilo | Sinndar |
ハープスター | 牝3 | ディープインパクト | ファルブラヴ |
ヒットザターゲット | 牡6 | キングカメハメハ | タマモクロス |
フェノーメノ | 牡5 | ステイゴールド | Danehill |
ラキシス | 牝4 | ディープインパクト | Storm Cat |
ワンアンドオンリー | 牡3 | ハーツクライ | タイキシャトル |
ジェンティルドンナの3連覇は?
最初の見どころはジェンティルドンナが史上初となる3連覇を達成することができるのか?というところだろう。
一昨年はオルフェーヴルやルーラーシップを下して年度代表馬を決定づけた。昨年もしっかりと人気に応えて連覇を達成。今年は衰えを指摘する声が目立ったものの、天皇賞秋では2着と健闘した。陣営はもともとジャパンカップを「最大目標」と位置づけている。
府中が大得意な名牝は快挙を達成することができるのだろうか?
GI馬13頭の超豪華メンバー
今年はジェンティルドンナだけではない。むしろジェンティルドンナの話題が霞むほど、バラエティに富んだメンバーが揃っている。日本馬のGI制覇歴を並べてみると……
イスラボニータ=皐月賞
エピファネイア=菊花賞
ジェンティルドンナ=ジャパンカップ連覇などGI6勝
ジャスタウェイ=ドバイDFなどGI3勝
スピルバーグ=天皇賞秋
トーセンジョーダン=天皇賞秋
ハープスター=桜花賞
フェノーメノ=天皇賞春
ラキシス=エリザベス女王杯(※回避確実)
ワンアンドオンリー=日本ダービー
そうそうたる顔ぶれだろう。ゴールドシップやキズナを除けば、日本競馬会のオールスターが集まったと言っても過言ではない。全頭のGI勝利数を合計すると18勝。歴代のメンバーと比較しても遜色ない。どの馬を本命にするか、今から迷ってしまう。
外国からの参戦馬は?
国際GIということで海外からの参戦もある。
トレーディングレザー
主な勝ち鞍:愛ダービー(愛GI)
アップウィズザバーズ
主な勝ち鞍:ジャマイカハンデキャップ(米GI)
アイヴァンホウ
主な勝ち鞍:バーデン大賞(独GI)などGI2勝
昔は日本と海外の競馬のレベルが離れていたため、外国馬が日本馬を圧倒するケースが目立った。しかし、近年は日本競馬のレベルが上がり、海外馬は苦戦を強いられている。海外と日本では馬場が全く違うことが大きな要因となっているが、今年はどうなのだろうか。
最後に
予想云々の前に、純粋にこのメンバーでの競馬を見てみたい。
回避する馬が出ないよう、ベストコンディションで臨めるよう、願いばかりだ。
なお、現時点で本命候補と考えているのはこの馬!
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