全頭診断その3
今週は京成杯オータムハンデの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「ラップ検証」、「枠順の明暗」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第3弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
京成杯オータムハンデ全頭診断その3
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
6−11 ショウナンアチーヴ
レース特注血統→?
コース注目血統→?
中距離実績→?
枠順→?
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6−12 エクセラントカーヴ
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7−13 ゴールデンナンバー(B)
父ダイワメジャー、母父Selkirkという血統。
ダイワメジャーに関しては前述のとおり。Selkirkは基本的に米国血統だが、同馬自身は欧州のマイル路線で活躍した馬だ。(といっても中距離路線で活躍したノーザンダンサー系より強調できるわけではないが)
この馬の強みでありウィークポイントは競馬が極端過ぎる点だ。
近10走中8走で上がり1位を使うという強烈な末脚を持っている。しかし位置取りが最後方付近のため、展開に左右されやすく、末脚の正確さほど安定して馬券に絡めていない。
そしてこのレースは速い上がりより位置取りが重要なレースだ。
まずは関屋記念の前走上がり別の成績を見てみよう。
◆過去10回関屋記念上がり別成績
集計期間:2005. 7.31 ~ 2014. 8.17
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前走脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3F 1位 2- 1- 1- 14/ 18 11.1% 22.2% 41 42
3F 2位 0- 0- 0- 11/ 11 0.0% 0.0% 0 0
3F 3位 0- 2- 1- 14/ 17 0.0% 17.6% 0 43
3F ~5位 0- 1- 5- 19/ 25 0.0% 24.0% 0 74
3F 6位~ 8- 6- 4- 75/ 93 8.6% 19.4% 131 74
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ご覧のとおり、速い上がりが強調できないことが分かる。
しかも今回のメンバーは逃げ馬不在でスロー必至。何か間違ってペースが早くなるか、超スローペースの「よーいドン」の競馬にならない限り、厳しいのではないか。
7−14 ネオウィズダム(C)
父ネオユニヴァース、母父Grope Tree Roadという血統。
母父がニジンスキー系というのは強調できる。しかし、ネオユニヴァースは意外にもローカルコースを苦手としている種牡馬だ。当コースでの成績を見てみよう。
◆ネオユニヴァース産駒成績
集計期間:2009. 5. 2 ~ 2014. 9. 7
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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5- 3- 2-37/47 10.6% 21.3% 175 74
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※精度を高めるため、独自の方法で集計しています
回収率こそまずまずだが、複勝率21%というのはいただけない。上記を6番人気以下に限定すると(2−0−0−20)と好走率は10%を切る。
また、新潟のマイルはタフでスタミナが必要なため、長期休み明けの馬が強調できない舞台だ。4月以来の出走というのは明らかにマイナスだろう。
タイプ的には1400mがベスト。ここは静観が妥当だ。
8−15 ウイングドウィール(C)
父シンボリクリスエス、母父タイキシャトルという血統。
前走15番人気ながら好走して周囲をあっと驚かせた。もっとも、軽ハンデと展開がモロにハマった結果だ。
シンボリクリスエスは前述のとおりだし、ノーザンダンサーの血を持たない点は明らかにマイナス。ここで強調できる血統ではない。
久々の重賞では力不足だろう。
8−16 ミッキードリーム
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ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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