全頭診断その1

今週は京成杯オータムハンデの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。

「血統」に加えて「ラップ検証」、「枠順の明暗」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。なお、

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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。

京成杯オータムハンデ全頭診断その1

※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください

1−1 エキストラエンド(C)
レース特注血統→?
コース注目血統→?
中距離実績→?
枠順→?

※項目別に◯△×で出走馬を査定。以下の馬たちはメルマガで!

父ディープインパクト、母父Garde Royaleという血統。

ディープインパクト産駒は新潟マイルを得意としていない。

◆ディープインパクト産駒成績
集計期間:2009. 5. 2 ~ 2014. 9. 7
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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9- 9- 7-48/73 12.3% 34.2% 41 62
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※精度を高めるため、独自の方法で集計しています

ご覧のとおり、複勝率はまずまずだが、回収値は低調。これはあまり穴馬が走っていないことを意味している

関屋記念にはディープインパクト産駒が2頭出走したが、ダノンシャークが1番人気2着と人気を裏切り、エキストラエンドは3番人気9着と見せ場なく敗退した。

ただ、ローエングリンの半弟でスタミナは問題ない。セントサイモンの血を持っている点もプラスだ。総合的にはまずまずといったところ。

しかし、マイナス要素が多い

前走の関屋記念は競馬のしやすい外枠だったが、今回は極端な枠に入ってしまった。加えて斤量は1キロ増加して57キロ。

前走は横山典弘騎手がやる気を出さなかったため仕方ないとも言えるが(苦笑)、明確な強調材料がない中でどこまでやれるか。三浦騎手の手綱さばきに注目したい。

馬券的には抑えまで、というイメージ。

1−2 キングズオブザサン(C)
父チチカステナンゴ、母父サンデーサイレンスという血統。

母のスティンガーは阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)を制した名牝。半兄には関屋記念で3着に入ったOP馬のサトノギャラントなどがいる良血馬だ。

ノーザンダンサーの血が薄いのは残念だが、スタミナ面は問題ない。まずまずの評価を与えていいだろう。

ただチチカステナンゴ産駒は休み明けに走らない傾向にある。

◆チチカステナンゴ産駒成績
集計期間:2012. 6. 3 ~ 2014. 9. 7
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間隔 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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連闘 0- 2- 1- 4/ 7 0.0% 42.9% 0 77
2週 4- 8- 2- 24/ 38 10.5% 36.8% 55 87
3週 15- 7- 14- 38/ 74 20.3% 48.6% 91 86
4週 6- 6- 5- 25/ 42 14.3% 40.5% 77 75
5~ 9週 7- 6- 9- 35/ 57 12.3% 38.6% 69 82
10~25週 5- 1- 1- 27/ 34 14.7% 20.6% 103 44
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※5番人気以内

ご覧のとおり、10週以上の休み明けの場合、好走率が極端に下がっている。

今回、キングズオブザサンはNHKマイルカップ以来の休み明けとなる。もともと父サンデー系に比べると地味な血統だけに、どこまで踏ん張りきれるか。

また今年の3歳世代は重賞レベルになると、やや苦戦傾向にある。

◆年齢別集計
集計期間:2014. 6. 7 ~ 2014. 9. 7
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年齢 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3歳 1- 1- 1- 12/ 15 6.7% 20.0% 24 76
4歳 3- 2- 3- 24/ 32 9.4% 25.0% 45 71
5歳 10- 8- 6- 78/102 9.8% 23.5% 67 91
6歳 2- 4- 5- 51/ 62 3.2% 17.7% 43 162
7歳以上 2- 3- 3- 53/ 61 3.3% 13.1% 64 73
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※重賞

唯一の1着は札幌記念のハープスターだ。世代屈指の名牝を除くと、古馬に数字負けしているし、小粒感が否めない。

加えて厳しい枠順に入ってしまった。

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