全頭診断その2
今週はオークスの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「桜花賞組、フローラS組の明暗」を紐解き、「生産者の目線」といった様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
オークス全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
5−10 ハープスター(A)
父ディープインパクト、母父ファルブラヴという血統。
血統的に言うことはない。ディープインパクトは東京芝2400Mにも芝1600Mにもゆかりのある馬だし、ファルブラヴもマイルGIを勝っている。何よりオークスにおけるディープインパクト産駒の活躍を見れば、この馬を軽視する理由は見当たらない。
桜花賞馬、4月生まれ、ノーザンファーム生産馬……。オークスを勝つ理由は数限りなくある。
また、キズナなき今、JRAとしてもスターホースを作り出したいはずだ。
あとは馬場状態がどうか、というのが最大の焦点だろう。阪神JFの失敗によって、川田将雅騎手は大外ぶんまわしを選択せざるを得ない。桜花賞は着差以上の圧勝だったとはいえ、一歩間違えれば届かないリスクがあったことは忘れてはいけないのだ。
仮に内、先行有利な馬場状態のままなら、ハープスターにとってはかなりの向かい風になる。
そういうレベルの馬ではないかもしれないが、単勝1倍台の後方一気の馬には常にリスクが付きまとう。馬場が向かないのであれば、何らかのアクシデントがあることも想定していかなければいけない。
6−11 マーブルカテドラル
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6−12 マイネグレヴィル(C)
父ブライアンズタイム、母父スペシャルウィークという血統。
「オークス向き」と言われることも多い馬だが、やや重すぎる嫌いがある。マイネルマックスやファレノプシスといったマイルGI馬も出しているが、高齢になってからの産駒は2000M以上でこそ、というタイプが多い。
母父のスペシャルウィークは良いが、総合的に見ると重たいという印象だ。
脚質的には逃げる可能性があるため、恵まれる展開を考慮しなければいけないが、東京では2走して掲示板にすら乗れていない。函館、中山という重たい馬場で好走しているわけで、そういうタイプなのだろう。
中間の雨で馬場が重くなっていれば一考の余地はあるが、基本的には嫌ってOK。
7−13 ニシノアカツキ(D)
父オペラハウス、母父アグネスタキオンという血統。
逃げる可能性は極めて低く、外枠を引いてしまった。穴馬の条件が合致しないため軽視する。
7−14 ブランネージュ
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7−15 マジックタイム
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8−16 クリスマス(D)
父バゴ、母父ステイゴールドという血統。
穴馬の条件に合致しておらず、戦績的にも血統的にも強調できない。
馬主がガツガツとモノを言うタイプの方で、転厩を繰り返し、騎手をコロコロ変える――。
そんなゴタゴタがある馬がGIで好走するのはムリだろう。
8−17 フォーエバーモア
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8−18 エリーザベスト(C)
父クロフネ、母父サンデーサイレンスという血統。
ホエールキャプチャと同じ配合だが、明らかに力が足りていない。記念出走馬と位置づけて良いだろう。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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