好走馬を探しだせ!

前回はオークスの好走血統について検証した。

東京芝2400Mで行われるGIで強調できる血統が何か、明確に分かったと思う。なお、もう一つの重要な血統的強調ファクターはメルマガで配信した。興味がある方はそちらを参考にしてほしい。

さて、今回は的中のカギを握る「桜花賞組の取捨選択」に関して、検証していこう。

桜花賞組の取捨選択

近年は別路線組の台頭も目立っているが、基本的にオークスと桜花賞は直結する

阪神コースが改修されたことで、阪神芝1600Mは本格派のコースとなった。能力の高い馬しか走れない舞台=フロックの起きにくい舞台となったことで、オークスにも直結するようになったのだ。

だから桜花賞組の取捨選択を正しく行えれば、的中へグッと近づくことになる。

では、どのような馬を買うべきなのか?

これはとても単純な話で、オークスで上位人気に支持されるくらい力が評価された、クラシックで勝負できる下地のある馬を買えばいいのだ。

具体的には……

・前走桜花賞
・当日一桁人気
・2〜5月生まれ

誕生月に関して補足しよう。競走馬の誕生月として理想と考えられるのが3〜5月だ。

早く生まれすぎた馬に関しては、仕上がりが早い反面、クラシックで勝負できる底力を備えていない可能性が高まる。(養育環境等が理由。詳しくは過去のメルマガを参照)

牡馬の場合は2月生まれでも致命的なのだが、牝馬の場合はレース質が軽いため、2月生まれでも問題ない。ただ、さすがに1月生まれは厳しいし、6月では遅生まれ過ぎる。

上記の条件に合致する馬の成績は過去10年で……

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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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7- 5- 5-23/40 17.5% 42.5% 180 136
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ご覧のとおり、秀逸な成績を残している。

一方、1月生まれの馬の成績は(1−0−0−9)と、勝ち馬こそ出ているが好走率はかなり低い。

基本的には上記の条件に合致する馬に重い印を打つことが、オークス的中への近道だと言えるはずだ。

今回はこの条件を満たしている馬を1頭紹介しておこう

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桜花賞でのパフォーマンスは申し分なかったため、9番人気以内に支持されることは確実。オークスでも好走が期待できそうだ。