全頭診断その1
今週はオークスの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「桜花賞組、フローラS組の明暗」を紐解き、「生産者の目線」といった様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
オークス全頭診断その1
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1−1 ベッラレジーナ(C)
父ネオユニヴァース、母父ナリタトップロードという血統。
ネオユニヴァースは日本ダービーの勝ち馬で、産駒のロジユニヴァースもダービーで勝っている。
しかし、スピードが要求されるオークスではどうだろうか? ネオユニヴァースとロジユニヴァースが勝った時のダービーは馬場が渋っていた。スピードが要求されるオークスでは、このタフさが命取りになる可能性がある。
実際、東京芝2400Mでは2011年以降……
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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2- 3- 2-20/27 7.4% 25.9% 20 48
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ご覧のように、とても低調な成績しか残せていない。
加えて父、母父ともに●●●●●の血を持っていない。
〜中略〜
また、スイートピーS組というのも強調できない。根幹距離の芝2400Mと非根幹距離の1800Mでは求められる要素が異なるため、本番に直結しない傾向にある。
最高の枠順、母がオークス2着のベッラレイアということで期待したくなる気持ちは分かる。
ただ、ベッラレイアはファンが多い馬で、血統面のみで過剰人気することが確実視されている。(普通の馬ならこの戦績で一桁人気にはならないが、想定オッズ8、9番人気)
となると、妙味はないし、危険な穴人気馬とすら言えそうだ。
1−2 ディルガ(D)
父Curlin、母父ロイヤルアカデミーという血統。
サンデーサイレンスの血が入っていない時点で大幅なマイナス。
忘れな草賞は相当レベルが低かったし、生産牧場は非社台だ。出番はないだろう。
2−3 マイネオーラム
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2−4 ペイシャフェリス(B)
父スペシャルウィーク、母父ケープクロスという血統。
スペシャルウィークは自身がダービー馬で、種牡馬としてもブエナビスタを輩出。東京芝2400Mに縁のある血統だ。ケープクロスはダービー馬ロジユニヴァースの母父として知られているし、マイルGI馬を輩出している。血統的には悪くない。
しかし、桜花賞では13番人気11着と人気通りに凡走。オークスで巻き返すのは困難だと考えられる。
内枠に入り、前へいける脚質ということもあって穴馬の条件には当てはまっているが、それ以上の強調材料もない。加えて非社台。ここは軽視すべきだろう。
3−5 バウンスシャッセ
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3−6 パシフィックギャル
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4−7 シャイニーガール(C)
父ブラックタイド、母父アフリートという血統。
ブラックタイド産駒らしく気難しい馬だ。勝つか大敗か、という感じでギャンブル性が強い。そして今回は大敗の目が出る可能性が高い。
前述のとおり、スイートピーS組はレベル的に疑問が残るし、血統的に合っているわけでもない。非社台ということもあり、ベースの部分での後押しもない。
今回は軽視していくべきだろう。
4−8 サングレアル
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5−9 ヌーヴォレコルト
→メールマガジンに掲載
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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