“予習”をしよう!

これまで1回東京開催の復習を行ってきた。ダイワメジャーやメイショウサムソンの確変、キングカメハメハの不振といった事実が浮き彫りになった。

今回は、週末に開幕する1回阪神開催の“予習”をしていこう

どういった種牡馬を狙うべきなのか? どういった馬を買ってはいけないのか?

これを読めば開幕週から大勝負することも可能だ。

ダイワメジャー確変の可能性

まず取り上げたいのがダイワメジャーだ。1回東京開催でも特注馬として挙げたが、今開催でも大爆発する可能性が高い。

過去2年、2回阪神開催の芝レースにおける成績は以下のとおりだ。

2013年
(4−1−2−5)
勝率33%
複勝率58%
単勝回収値195
複勝回収値139

2012年
(3−4−4−7)
勝率17%
複勝率61%
単勝回収値195
複勝回収値163

ご覧のとおり、圧倒的な成績を残している。ダイワメジャーをベタ買いしていくだけで、回収率は150%を超えているわけだ。

馬力があって荒れ馬場が得意なダイワメジャーにとって、この時期の阪神は最高の条件というわけだ。

同じように荒れ馬場を得意としているハーツクライステイゴールドも、2年連続複勝率40%以上、単複回収値100以上を記録している。

つまり、1回阪神開催のポイントは、

荒れ馬場に対応できるサンデー系を買うこと

これができれば回収率100%を超えることは容易だ。

トニービンとダンスインザダーク

もう一つ注目したいのが母父。母系にどのような血を持っていれば好走できるのか? この傾向も出ている。

特に注目したいのがトニービンとダンスインザダークだ。

阪神の芝は東京や京都に比べてタフで、底力が要求される。

トニービンは凱旋門賞馬。後継種牡馬のジャングルポケットは天皇賞春馬を輩出しているほど、スタミナが豊富な系統だ。

ダンスインザダークは菊花賞馬で、種牡馬としても菊花賞馬を輩出。こちらもスタミナ豊富な種牡馬だ。加えてダンスインザダークはニジンスキーの血を持っているため、その点もプラス。(阪神はよく“ニジンスキー馬場”になる)

つまり、この2頭の種牡馬は阪神芝コースで求められる要素を持っているわけだ。実際に過去2年の成績を見てみよう。

母父トニービン

2013年
(5−3−3−5)
勝率31%
複勝率69%
単勝回収値95
複勝回収値126

2012年
(1−4−2−8)
勝率7%
複勝率47%
単勝回収値75
複勝回収値136

母父ダンスインザダーク

2013年
(1−0−2−3)
勝率17%
複勝率50%
単勝回収値363
複勝回収値191

2012年
(1−0−2−2)
勝率20%
複勝率50%
単勝回収値132
複勝回収値246

ご覧のとおり、どちらも優秀な成績を残している。

特にダンスインザダークは出走頭数こそ少ないものの、馬券になった馬は3番人気が最高で、以下は5人気が2頭、7番人気が2頭、そして8番人気1頭といずれも人気薄だった。

これほど人気薄ばかりが激走していたのだから(しかも2年連続で)、注目してみるべきだろう。

さて、土曜日には阪神で3歳重賞のアーリントンカップが行われる。上記の傾向を考慮すると、好走血統に合致しているこの馬は買っておくべきだろう。

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