今週は秋古馬3冠の第1関門、天皇賞秋について徹底的に検証してきた。
有力馬の診断を振り返り、予想の参考にしよう!
・出走予定・登録馬血統!的中へのサインとは?
・イスラボニータやフェノーメノらの信頼度は?
・イスラボニータにまつわる不吉なデータとは?
・ジェンティルドンナが挑む超難関ミッションとは?
・エピファネイアが背負う“血の宿命”とは?
・天皇賞秋2014枠順確定!好枠を引いたのは?
・フェノーメノの取捨選択とは?
・スピルバーグは買えるのか?
現時点での人気を見てみよう。
人気 馬名
1 イスラボニータ
2 フェノーメノ
3 ジェンティルドンナ
4 エピファネイア
5 スピルバーグ
この中で最も嫌いたいと感じているのはこの馬だ。
その馬の名は↓↓(ランキング内で『N→馬名』の順で記載)
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嫌いたい理由はもちろん血統だ。
府中の芝2000mという過酷な舞台で行われる格式高い天皇賞秋で好走するためには、血統的な裏付けが必要不可欠だ。
「血統なんて後付け。強い馬が走る」
という考え方があってもいいだろう。否定はしない。
しかし、私はあくまでも競馬はブラッド・スポーツだと考えている。
血が影響して、レース結果が変わるというのは日常茶飯事だし、確実にありえることだ。
しかもGIというレベルの高い舞台、少しの差が大きな差となって現れる舞台で血統を無視することはできない。
特にこの馬は“2つの快挙“を成し遂げなければならない。
ひとつは偉大な父にとってはじめてとなる快挙。
ひとつは日本競馬の歴史上、数頭しか達成していない快挙。
言い換えれば、数々の有力馬が成し遂げられないほどハードルの高かった障壁に挑もうとしている。
達成すれば快挙だし、ドラマだ。それもまた競馬である。
しかし、馬券を買う立場からすると、違う見方ができる。
「そんな高いハードルを超えなきゃいけない人気馬って買う意味あるの?」
である。
・超えなきゃいけないハードルは高い(買うにはリスクが高い)
・しかし払い戻しは少ない
高いリスクを犯しても、得られるリターンは少ない。この馬はそういう位置づけといえる。
最終的には本日の馬場を精査してから決めるが、基本的に重い印を打つことはないだろう。