今週の勝負レースはアメリカジョッキークラブカップだが、本日は京都牝馬Sが行われる。
そこで今回は、京都牝馬Sの「危険な人気馬」について書いていこう。
京都牝馬Sの危険な人気馬
まず大前提として、京都は内先行馬が有利な馬場状態となっている。
さすがに開催が進んできたため内一辺倒というわけではないが、外が有利というほど差しが決まるわけでもない。
となると必然的に、外枠の馬の評価は下げざるをえない。
さらに血統面を見てみると、「買えない馬」の素性が見えてくる。
今開催の京都芝マイル以上の種牡馬別成績を見てみると、ある種牡馬の成績が非常に低調であることが分かる。
(2−0−0−15)
勝率12%
複勝率12%
単勝回収値30
複勝回収値14
ご覧のとおり、2頭の勝ち馬を出してはいるものの、全体的には超低水準だ。ちなみにこの勝ち馬2頭は1、2番人気だった。人気薄が全く来ていない、というのは適正の低さを示している。
またこの馬、脚質的にも強調できない。おそらく道中では溜めて直線勝負に持ち込む可能性が高いが、今開催の京都では後方一揆はほとんど決まっていない。4角で後方にいた馬たちの成績を見てみると……
(3−5−6−103)
勝率3%
複勝率12%
単勝回収値13
複勝回収値37
ご覧のとおり、勝率はわずかに3%。前走は展開的に全く向かなかったから今回は巻き返しを期待できると思いたいところだが、今回も向かない可能性が高い。
その危険な人気馬(J)の名は→