今回は中山金杯の“全頭診断”を行う。
2014年になって初めての開催、初めての重賞ということで、是が非でも当てて良いスタートを切りたいところ。
そのために各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。では、2014年最初の主役たちを紐解いていこう。
全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
5−10 サムソンズプライド(B)
父メイショウサムソン、母父エルコンドルパサーという血統。
血統的には悪くない。メイショウサムソンは当コースを得意としていて……
(2−1−1−8)
複勝率33%
複勝回収値117
と、高い回収率を誇っている=コンスタントに穴を開けている。母父エルコンドルパサーというのもパワーがあって良い。好走血統には合致していると言っていいだろう。
ただ、この馬の実力に関してはかなり懐疑的になっている。
3連勝でダービー出走にこぎつけたが、いずれもスローペースを先行して勝ったもの。展開の恩恵がかなりあった。特にプリンシパルSはかなりのスローで、位置取りの差で勝てただけのレースだったと感じられる。
差し馬場だった前走に比べれば展開面で恩恵を受ける可能性は高いが、それでも3着あるかどうか、といったところか。
6−11 マックスドリーム
→メールマガジンに掲載
6−12 コスモラピュタ(C)
父ロージズインメイ、母父トニービンという血統。
血統云々の前に、2走連続3秒以上負けている馬はさすがに重賞では買えない。ということで評価は割愛。
7−13 メイショウサミット(B)
父シンボリクリスエス、母父ディキシーランドバンドという血統。
年末の開催ではシンボリクリスエス産駒が大爆発。
(4−0−3−9)
勝率25%
複勝率43%
単勝回収値358
複勝回収値164
圧倒的な成績を残した。サクセスブロッケンを輩出しているように、ダートGIでも通用するパワーを供給できる種牡馬で、現在の馬場には持ってこい。
ただ、この馬も実力的に疑問で、重賞では相当恵まれなければ厳しいだろう。8歳馬にいまさら成長分を期待することもできない。今回はコスモラピュタやサムソンズプライドといった逃げたい馬もいて、単騎で楽逃げというのは難しいはず。さすがに厳しそう。
7−14 レインスティック(D)
父サクラバクシンオー、母父サンデーサイレンスという血統。
母父サンデーサイレンスのサクラバクシンオー産駒は比較的距離が持つ。といっても、軽い馬場でのマイルがいいところだ。
昨年末の開催ではサクラバクシンオー産駒が大ブレーキ。1番人気2頭、3番人気4頭、4番人気2頭を含む13頭が出走したものの、馬券圏内に入ったのは開幕週に1200Mを走った2頭のみ。朝日杯FSでベルカントが案の定飛んだように、マイル以上で好走した馬はいなかった。
もちろん、金杯の好走血統にも合致していないため、ここで買う訳にはいかない。
8−15 コスモファントム
→メールマガジンに掲載
8−16 ケイアイチョウサン
→メールマガジンに掲載
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
その馬の名(D)は→
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