(C)Y.Yuuki

新年1発目の重賞は東西で行われる金杯。

本来、検証はメルマガで行うが、新年1発目ということでブログでも血統検証を公開する

まずは中山金杯。どういった血を持つ馬を買えばいいのだろうか?

パワー血統の台頭を見逃すな!

血統の前に、まず馬場に関して。

昨年の開催からAコースを使用していたが、今回はCコースに変わる。例年、傷んだ部分がカバーされて内枠先行有利になる傾向にある

昨年末はフラット〜差しが決まる馬場状態だったが、おそらく例年通り内が有利になるはず。(少なくともフラット。外有利ということはない。)ということを念頭に置き、予想を進めていく。

そんな中山金杯で注目したいのは2つの血。

まず一つ目はパワー血統に注目したい。過去3年、連対を果たした9頭中7頭は父か母父にアメリカ的な血統を持っていた。

2013年
1着 タッチミーノット(2番人気)
母父ミスタープロスペクター

2着 アドマイヤタイシ(4番人気)
母父ドバイミレニアム(ミスプロ系)

3着 ジャスタウェイ(1番人気)
母父ワイルドアゲイン(ネアルコ系)

2012年
1着 フェデラリスト(2番人気)
父エンパイアメーカー(ミスプロ系)

3着 コスモファントム(5番人気)
父ステファンゴッドイーヴン(ボールドルーラー系)

2011年
1着 コスモファントム(1番人気)
前述

2着 キョウエイストーム(11番人気)
父スウェプトオーヴァーボード(ミスプロ系)

ミスプロとボールドルーラーという、ダート競馬が主流なアメリカを代表する血を持った馬が好走を果たしていた。今年もパワーの血を持った馬には注意が必要だろう。

そしてもう一つ、馬場の傷んだ部分がカバーされるといっても、通常の開催よりもタフなのがこの1月の開催。だから、スピード馬場が得意な瞬発力血統は割引が必要になる。

実際、過去9年のうち、勝ち馬5頭は父非サンデー系だった。さらにここ3年で馬券になった9頭の内、6頭は父非サンデー系。残りの3頭もダンスインザダーク、ハーツクライ、スペシャルウィークという、平均的なサンデー系種牡馬と比較して、明らかにスタミナのある種牡馬ばかりだった。

まとめると、中山金杯で重要になるのは……

1.ダート血統
2.タフな競馬に対応できる血(瞬発力型サンデー系×)

この2つの条件を満たす血を買うことが、中山金杯を的中させる上での最短ルートだ。

となると、上記の条件に合致するこの人気馬は、激走の可能性が高いと言えそうだ。

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