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新年1発目の重賞は東西で行われる金杯。

本来、検証はメルマガで行うが、新年1発目ということでブログでも検証を公開する。

前回は京都金杯の「必須要素」について書いた。

今回は京都金杯を攻略する上で不可欠な「血統」を考えていこう。

注目したい2つの血統

京都金杯で注目したい血統は2つ。

まず注目したいのはサンデーサイレンス系だ。京都競馬場は久々の開催であるため馬場状態が良好で、サンデー系のスピードが生きてくる可能性が高い。

実際、過去5年で好走した15頭中12頭はサンデー系の血を父か母父に持っていた。加えて2009年の覇者タマモサポートはサンデー系でこそなかったものの、サンデーサイレンスと同じヘイローの血を母父に持っていた。(※ちなみに残りの2頭はライブコンサート。この馬も父母父がヘイロー系)

もう一つの注目ポイントは、父か母父にノーザンダンサーの血が流れている馬が激走している点だ。

特に過去3年は、好走馬9頭全頭が父か母父にノーザンダンサーの血を持つ馬だった。

この2つを念頭に置いて、過去3年の好走馬を振り返ってみよう。

2013年
1着 ダノンシャーク(1番人気)
父ディープインパクト(サンデー系)
母父カーリアン(ニジンスキー系=ノーザンダンサー系)

2着 トライアンフマーチ(6番人気)
父スペシャルウィーク(サンデー系)
母父ダンシングブレーヴ(リファール系=ノーザンダンサー系)

3着 ヤマニンウイスカー(7番人気)
父マンハッタンカフェ(サンデー系)
母父サドラーズウェルズ(ノーザンダンサー系)

2012年
1着 マイネルラクリマ(3番人気)
父チーフベアハート(ダンジグ系=ノーザンダンサー系)
母父サンデーサイレンス

2着 ダノンシャーク(2番人気)
前述

3着 アスカトップレディ(10番人気)
父アドマイヤボス(サンデー系)
母父Shaadi(ダンジグ系=ノーザンダンサー系)

2011年
1着 シルポート(7番人気)
父ホワイトマズル(リファール系=ノーザンダンサー系)
母父サンデーサイレンス

2着 ガルボ(2番人気)
父マンハッタンカフェ(サンデー系)
母父ジェネラス(ニジンスキー系=ノーザンダンサー系)

3着 ライブコンサート(4番人気)
父シングスピール(サドラーズウェルズ系=ノーザンダンサー系)

ご覧のとおり、過去3年の好走馬9頭中8頭は、2つの注目血統が組み合わさった馬だった。

今年も「サンデーサイレンス」と「ノーザンダンサー」の血を持つ馬に注目していくべきだ。

となると、この2つの血を持っているこの馬は、激走の可能性が十分にあると考えていいだろう。

その馬の名(C)は→
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