前回はオールカマーで強調できる「特注血統」について記した。
今回は中山芝コースにおける「注目血統」について触れていこう。
先週の中山は台風の影響もあって荒れに荒れた。馬場状態は重馬場で、パワーとスタミナが求められる状態だった。
そんな中で台頭したのが「ロベルト系」だった。
セントライト記念でシンボリクリスエス産駒のユールシンキングが勝利したのを筆頭に、この週末はロベルト系の独壇場だった。
スクリーンヒーロー
(1−1−0−3)
勝率20%
複勝率40%
単勝回収値192
複勝回収値466
シンボリクリスエス
勝率20%
複勝率30%
単勝回収値104
複勝回収値226
母父ブライアンズタイム
(2−1−0−4)
勝率29%
複勝率43%
単勝回収値444
複勝回収値181
母父マヤノトップガン
(1−0−1−1)
勝率33%
複勝率67%
単勝回収値236
複勝回収値153
馬場状態は1日で一変してしまうこともあるが、傾向が続くことも多々ある。今週もこの傾向が続く可能性は十分あるだけに、覚えておいて損はないだろう。
オールカマー出走馬の中に父ロベルト系は5頭。中でもこの馬は注目したほうがよさそうだ。