15日に行われた中山5Rの新馬戦で期待の良血馬マンボネフュー(牡2)が堂々のデビュー勝ちを飾った。

好スタートから好位につけると、4コーナーを3番手で周り直線を向くとすぐさま先頭に。鞍上の蛯名正義騎手は軽く気合を入れたが、ほとんど追うことのない状態で伸びていき、2馬身半差の快勝を果たした。




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凱旋門賞馬バゴの最高傑作へ

続々と期待の2歳馬がデビューを果たしているが、先週末の競馬で最も光ったのはマンボネフューだろう。

父:バゴ
母:セカンドハピネス
母父:ストームキャット
母母:ミエスク

という血統。父は凱旋門賞馬のバゴで、菊花賞を制したビッグウィークなどを輩出。ストームキャットは言わずもがな、アメリカが産んだ大種牡馬である。

そして何より光るのがミエスクの名前。同馬はイギリスやフランスの1000ギニーなど、GI10勝を誇った世界的名牝で、母の半兄にはキングマンボもいる。

また、ヌレイエフの3×3、さらにノーザンダンサーの4×4×4というきついクロスを持っている。こういった馬は駄馬になる可能性もあるが、大成功するケースも。マンボネフューの場合は、これが成功したと言えるのかもしれない。

とにかく、血統的には説明するまでもない良血。そしてサンデーサイレンスの血を持たないという点でも、ある意味魅力的である。まだ新馬を勝っただけだが、バゴの最高傑作になれるだけのポテンシャルは秘めているであろうだけに、今後に期待していきたい。

神戸新聞杯の重要要素

さて、来週は神戸新聞杯。菊花賞へ向けた重要なトライアルレースだ。このレースがどのような質になるのかは、毎年決まっている。

実際、過去5年である条件の馬は(4-1-1-0)過去5年で4勝、好走率100%という素晴らしい成績を残している。今年も、この条件で走れるかどうかが、非常に重要になってくる。その重要な要素とは……

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