今回は安田記念2016の検証をしていきます。
安田記念は東京芝1600mで行われる春のマイル王決定戦です。過去のデータからレース傾向や血統傾向を探っていきます。また、出走予定登録馬を見て、この段階での注目馬を導き出していきます。
では、しっかり考察していくことにしましょー!
レース傾向(過去のラップ傾向)
2016年
12.4 – 10.8 – 11.1 – 11.6 – 11.4 – 11.2 – 11.3 – 12.2
2015年 ※不良のため参考外
2014年
12.0 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.7
2013年
12.2 – 10.7 – 10.9 – 11.1 – 11.4 – 11.3 – 11.8 – 11.9
安田記念といえば「ラップが全く緩まない」というのが最大の特徴です。マイルのGIなので当たり前ではありますが、11秒台後半すら珍しいくらい。
また、「ほぼ確実に前傾ラップになる」ことも特徴です。
2015年 34.3-34.7
2013年 33.9-34.5
2012年 33.8-35.0
ご覧のとおり。要するにスタートからずっと脚を使わなければ行かず、溜める場面がほとんどないということですね。
今年は少頭数になるようなので緩む可能性は否定できませんが、レース傾向は緩みにくいと頭に入れておいたほうが良いでしょう。
血統傾向
安田記念の血統的な特徴は実に簡単です。
昔からサンデーサイレンス産駒が苦手な重賞として有名でしたしね。
道中で脚を溜めることができない=サンデーサイレンス産駒が苦手なレース質
ということなので、基本的にあまり好ましいものではありません。
事実、良馬場で行われたここ3年は父非サンデー系が3連覇を成し遂げています。
モーリス 父スクリーンヒーロー
ロードカナロア 父キングカメハメハ
ストロングリターン 父シンボリクリスエス
ディープインパクトやハーツクライといったサンデーサイレンス系種牡馬全盛の時代に、こんな血統が走るなんて驚きですよね? しかし、それが安田記念の特徴なんです。
ということで、注目しているのはこの馬です。
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力は折り紙つき。なにやら人気もない模様。であれば、狙わない理由はありません。